4月23日の「ハナタカ!」で、現代人に多いという「隠れ猫背」が取り上げられた。
その原因や、家の中で簡単にできるイス(やテーブル)を使った改善トレーニングが紹介された。
「隠れ猫背」の原因は緊張モードとスマホ
日常の運動の量が減ったり、ストレスフルな毎日によって脳や体が緊張モードになっている。
緊張モードになると、体が全体的にぐっと反るような形になる。
それに、スマホやパソコンを見ようとして頭を前に突き出すような姿勢が組み合わさって、現代人の猫背が生まれていると言う。
頭が出て腰が反るほど、隠れ猫背の度合いが高まる。
睡眠障害や歯周病にも
緊張モードの状態ではゆっくり眠るということがうまくできなくなるため、睡眠障害につながる。
また緊張モードにあると唾液の分泌が減るので、口臭が悪化したり歯周病につながるということも考えられる。
隠れ猫背には、背中を丸める
猫背を治すためには胸を張ったり背筋を伸ばすということをしたりするが、それは誤解。
猫背を改善するために大事なのは、背中を丸めること。
腰から背中が剃った猫背には、その部分を丸めることで全体的なバランスが整うようになると言う。
椅子で猫背のトレーニング
家でも簡単にできると言う、椅子を使った猫背のトレーニングが紹介された。
(1)足を肩幅に開き、両手を椅子やテーブルにつく
(2)肩の真下くらいに両手をついたら、両膝を少し曲げる
(3)テーブルを下に押すような感じで、息を吐きながら背中を丸める
この時も、常にかかとに体重が乗っているのを少し感じながら行う。
ポイントは、お腹を引き上げ背中を丸めること。
背中を丸めた状態で、呼吸を1~2回する。
1日3から4セットが目安。