4月2日の「この差って何ですか?」で、体の歪みがある人とない人の差が紹介。
首の歪みのストレートネックに続いて取り上げられたのが、お尻の歪みである「利き尻」。
慢性腰痛などの原因にもなる「利き尻」の原因、チェック方法、改善のための体操を、栗原隆先生が教えてくれた。
利き尻とは?
そもそも利き尻とは何なのか?
利き尻とは、まっすぐ座っているつもりでも、片方のお尻に体重が偏ってしまっている症状のこと。
利き尻になると、骨盤や背骨が歪んできて、慢性的な腰痛になる危険性がある。
利き尻の原因「足を組むこと」
利き尻はどうして起こってしまうのか?
その原因として紹介されたのは、長時間座っているとどうしてもやってしまいがちな「足を組む」という動作。
足を組んで座ることで、お尻の片側に体重が偏ってしまうため、骨盤がだんだんと歪んでくる。
利き尻のセルフチェック方法
利き尻になっていないか自分で調べるセルフチェックのやりかたは
(1)両足の裏をピタッとつけてつま先を持つ
(2)床から左右の膝の高さを測定する
この時、左右の膝の高さのズレが生じた場合、利き尻があると考えられる。
5センチ以上の差があると、腰痛のリスクが高まると考えられる。
利き尻改善方法「ゴロゴロ体操」
利き尻の改善方法として「ゴロゴロ体操」が紹介。
そのやりかたは
(1)あおむけに寝る
(2)両足の裏を合わせる
(3)手で足首をつかむ
(4)この状態で、重心を動かして体を左右に10回揺らす
(5)さらに、同じ体勢のまま、前後に10回揺らす
1日2セットを1か月程度続けるのが効果的で、股関節まわりも柔らかくなるという。