3月13日の「ソレダメ!」で、肩こりやぽっこりおなかの原因ともなる、反り腰や猫背の姿勢を正す壁際トレーニングが紹介。
教えてくれたのは、北里大学の高平尚伸教授。
悪い姿勢「反り腰」
反り腰は、ゴリラのような姿勢。
一見良い姿勢に見えてしまう。
メタボの人やハイヒールをよく履く人は、前に傾いた姿勢を元に戻そうとして、反り腰になってしまうことが多い。
この姿勢だと、腰に大きな負担ががかり、重度の腰痛やぽっこりおなかになったりする。
悪い姿勢「猫背」
悪い姿勢といえば、猫背。
背中が丸まり、頭が前に突き出ている姿勢。
猫背だと、首や背中に負担がかかり、疲れやすくなったり、肩こりに悩まされたりする。
猫背チェック
壁と椅子をつかった、猫背のチェック方法が紹介。
そのやりかたは
(1)壁の前に、壁に向かって椅子に座る
(2)つま先とひざを壁につける
(3)そのまま立ち上がる
うまく立ち上がれない人は、一見猫背にみえなくても、隠れ猫背の可能性がある。
スポンサーリンク原因は骨盤まわりの筋力低下
猫背や反り腰になってしまう原因に、骨盤回りの筋力の低下がある。
背中の筋肉が弱まると、骨盤が後ろに傾き猫背の原因に。
逆に、おなかの筋肉が低下すると、骨盤が前に傾き反り腰の原因に。
骨盤まわりの、腸腰筋や脊柱起立筋などの筋肉を鍛えることで、姿勢がよくなる。
壁際スクワット
骨盤まわりの筋肉を鍛える方法として、壁際スクワットが紹介。
そのやりかたは
(1)壁の前に立ち、お尻を突き出しスクワットを行う
ひざは、壁に当たらないようにおこなう。
1日5回行うことで、効率よく骨盤まわりの筋肉が鍛えられるという。
壁際ストレッチ
鍛えたあとは、しっかりストレッチを行う。
そのやりかたは
(1)壁に両手をつき、足を前後に開く
(2)背中をそらし、アキレス腱伸ばしのような態勢を10秒キープする
ポイントは、おなかを引っ張るように上を向くこと。
おなかの筋肉をしっかり伸ばす。
(3)続いて、反対に両方のひじを壁につけて、背中を丸めながら頭をおろしたら、10秒キープする
これで、背中の筋肉を伸ばす。