骨盤は体と内臓の土台。骨盤のゆがみは体全体のゆがみにつながる。
2月27日の「ソレダメ!」で、骨盤のゆがみのチェック方法とゆがみを改善させるという『骨盤体操』が紹介された。
教えてくれたのは、神戸常盤大学の柳本有二先生。
骨盤のゆがみチェック方法
骨盤は5つの骨(腸骨、仙骨、尾骨、坐骨、恥骨)からできているが、筋肉とじん帯のみで支えているので非常にゆがみやすい。
骨盤のゆがみのチェックのしかたは
(1)十字の上にたち、手のひらを下にして両手をまっすぐ前に出す
(2)そのまま目を閉じて、高くももを上げてその場で30回足踏みする
まっすぐ前に進んでいるのは問題なし。
右斜め前で止まると、右側に骨盤が下がっている。左斜め前で止まると、左側に骨盤が下がっている。
骨盤体操のやりかた
骨盤のゆがみを改善する体操のやりかたは
(1)手のひらを上にして腕を前に伸ばし、伸ばした腕と同じ側のひざを腰の高さに上げる
(2)手足を両方真横に開く
(3)正面に戻して下す
てのひらを上に向けることで、骨盤を引き上げる効果がある。
スマホなどをのせると、より効果的という。
1日3回で骨盤のゆがみ改善が期待できるという。
スポンサーリンク頭痛・肩こりを改善「多裂筋をほぐす体操」
骨盤から首のところまでつながっている多裂筋という筋肉を伸ばすと、骨盤のゆがみを矯正し、頭痛や肩こりを改善できるという。
そのやりかたは
(1)手を交差させ胸におき、足を肩幅に開く
(2)まず首をひねる
(3)次に肩をひねる
(4)続いて、腰をひねる
3段階に分けて、多裂筋を伸ばしてほぐす。
(5)1, 2, 3, 4, 5 と少し反動をつけながらひねる。5は長くひねる
これを左右1回ずつ回す。
下腹ぽっこりに「骨盤振り体操」
(1)親指を骨盤の前に置き、骨盤だけを前後に動かす
ひざから動かさず、骨盤だけを動かす。
前後に5~10回、左右に5~10回行う。
腰部捻挫がもうすぐ完治しそうだが、骨盤チェックの足踏みをしなくても骨盤にゆがみがありそう。
最初の手と足を前にして回す体操は難しそうだが、歯磨きのときにどれか一つからでもやってみよう。