1月28日の「名医のTHE太鼓判!」で、全身の不調を1日3分ずつで解決するという足指体操「足指のばし」が紹介。
教えてくれたのは、みらいクリニック院長で、『足指のばし』を監修した今井一彰先生。
さらに、足の指の握る力である把持力(はじりょく)アップトレーニングを、整形外科の戸田佳孝先生が教えてくれた。
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足指ジャンケンで足の健康状態チェック
足の指で、グー、チョキ、パーのジャンケンができるかで、足の健康状態がわかるという。
足の指には多くの筋肉が備わっていて、足指ジャンケンができない人は、その筋力が衰えている。
それが足の指の変形につながってしまい、そこから全身の不調が出てくるという。
特に、チョキやパーの開く動きができないと、この筋肉が衰え、凝り固まっている可能性がある。
足は全身を支える土台。
その土台が崩れると、ひざや腰へ連鎖するように全身がゆがみ、腰痛・肩こり・ひざ痛などさまざまな不調を招いてしまう。
足指のばしとは?
一日3分の足指のばしをするだけで、体が若返っていくという。
足の指を軽く伸ばしたり反らしたりすることによって、土台が安定して、腰・ひざ・姿勢など、全身の不調を解決することにつながる。
スポンサーリンク足指伸ばしのやりかた
(1)いすに座った状態で、片足を太ももの上に乗せる
(2)足の指の間に手の指を入れて、ふんわりとやさしく包む
番組内での今井先生の言葉によると「手の指の股から、上から入れていく」
(3)その状態で足の指をゆっくり反らして、5秒間静止する
(4)逆方向にも伸ばして、5秒間静止する
力の入れすぎは逆効果
ポイントは、力は入れずにやさしく伸ばすこと。
力をいれすぎると、筋肉の反射を起こしてしまって、ぎゅっと縮こまってしまうことがある。
15往復ずつ、1日1~2回を目安に行う。
足指がしっかりと地面につくようになると、体幹が安定し、転倒のリスクが軽減するという。
把持力チェック
足の指の握る力「把持力」が衰えると、足の踏ん張りが効かなくなる。
そのためバランスが取りづらくなり、転倒のリスクが高まったりする。
この把持力のチェックしかたは
(1)足の指で、反対の足のアキレス腱あたりを強くつねってみる
つねっても痛みがないのは、把持力が衰えているサイン。
把持力アップトレーニング
(1)ペットボトルのキャップを、逆さまにした状態で床におく
(2)足の指でキャップをつかむ
(3)背筋を伸ばして、できるだけ前でトントンする
(4)続いて、横にトントン
(5)さらに、後ろでトントン
(6)元にもどったら、繰り返す
左右の足で5回ずつ、1日に2セットを目安に行う。
五本指ソックスならどこででもできる?
番組内で、紫吹淳さんとともに足指のばしに挑戦したかとうかず子さんは、美容院でも足指のばしを実践。
五本指ソックスを履いていれば、どこでもとまでは言わないが、ちょっとした休憩時間でもより抵抗なくできそう。
ソックスの上からのほうが、足指にも優しそうだし。
末端冷え症などのほかに体幹も安定するというが、走っているときも、地面からの反発力をより生かせそうな気もする。
もしかしたら、現状の神経痛のようなしびれも改善につながるかも?
この「足指のばし」は以前も紹介されていたが、結局やらずにそのまま。
今度こそ、なにかすでに習慣になっていることとセットにして、続けてみよう。