12月22日の「ランスマ」は、ぐんまマラソンで初マラソンに挑戦する3人の50代女性にズームアップ。
そのうちのお一人には、田村亮さんが並走し励ましやアドバイスも行ったが、レース後半の優しい励ましがひときわ光った。
初のフルマラソンは25キロまでウォームアップのつもりで
初めてのマラソンに対する亮さんのアドバイスは、25キロまではウォーミングアップ。
粛々とペースを刻むことが大切という。
その教えをみなさん守ったおかげか、25キロまでは余裕。
30キロからは試練
30キロすぎで脚が痙攣
初のフルマラソンで4時間15分切りを目標にした女性は、32キロでふくらはぎがつったが、なんと、ラスト加速して目標をクリア。
すごいけど、4時間30分とか4時間ちょうどではなく4時間15分という目標設定を思うと、いっしょにスタートしたご主人としっかり準備して練習を積んできたに違いない。
走っては歩き、歩いては走り
初めてフルマラソンを走るとそうなることが多いが、亮さんと一緒に走った女性も、走っては歩き、歩いては走り。
本人は走りたいんだろうけど、走っては歩き、歩いては走りをなんども繰り返し。
それでも見事に完走。
自分に自信になったので、これから前向きに挑戦していきたいとも。
限界でも笑って
息子の妻といっしょに走った女性は、お互いに励ましあいながら途中の関門をクリア。
25キロで限界を感じたお嫁さんは、だめかもしれないと感じても笑顔を絶やさずに、二人いっしょに見事完走。
スポンサーリンク普段からできるフォームチェック「歩幅を小さく、着地は真下に」
歩幅が大きいと、かかとから着地してブレーキになるし、脚への衝撃にもなる。
体の真下で着地するように、歩幅を小さくする。
給水のコップはつぶしてから飲む
給水のコップは上から指を入れてつかむ。
飲むときは、水が口に入りすぎないようにコップの飲み口をつぶして飲む。
励ましも初フルの人の状況・気持ちを考える
亮さんの励ましを、金哲彦さんが絶賛。
マラソンは後半ぜったい辛くなるので、メンタルが大事。
「自分(亮さん)が初マラソンを走ったときの気持ちを思い出して、今どういう状況なんだろうか、どういう気持ちなんだろうかを汲みながら声をかけていた」と、亮さんの励ましかたを金さんが絶賛。
亮さんも感激していたが、私自身が並走とかするときに、そこまで相手の気持ちを考えて走っているのかなと自問というか疑問になった。
相手のために励ましているつもりでも、実は自己満足にすぎないかもしれない。
初マラソンでハマる人もいるかもしれないし、一方でそれで地獄をみてやめていく人もきっといる。
もし、私自身が今度並走したり励ますような機会があれば、相手の気持ちをしっかり考えて応援したい。