12月4日の「教えてもらう前と後」で、ポッコリお腹を撃退させるという、たった1分の呼吸法が紹介。
それは、5秒吐いて5秒吸う「5秒深呼吸法」
教えてくれたのは、ストレッチトレーナーの兼子ただしさん。
普通に深呼吸を行うと・・・
普通に深呼吸を行うと、2~3秒ほどしか吸わない。
この浅い呼吸が、ポッコリお腹の原因の一つ。
呼吸が浅いと姿勢が悪くなり、肩こりや頭痛など、体の不調にもつながる。
深呼吸は吐いてから
兼子トレーナーによると、深呼吸は吐いてから。
まず5秒かけて口から吐き、5秒かけて鼻から吸う。
そうすると、最後の4~5秒で吸うのが難しい。
きちんと深呼吸すると、首の筋肉と、胸の筋肉とお腹の筋肉全部が動く。
しっかり吐いたあとに、その分しっかり吸おうとすると、自然に体がまっすぐになる。
5秒深呼吸法のやりかた
5秒深呼吸法の正しいやり方は
(1)5秒かけて、口から息を吐く
(2)口を閉じ、5秒かけて鼻から息を吸う
6回を1セットとし、1日に朝・昼・晩の3セット行う。
なぜ5秒深呼吸でお腹がへこむのか?
ポイントは、息を吸うときにつかう横隔膜。
横隔膜は、あばらの下の部分に横に平たく広がる筋肉。
浅い呼吸だと、横隔膜はあまり動かない。
すると、次第に内臓脂肪が下がり、ポッコリお腹になってしまう。
それが、姿勢の悪化にもつながる。
宮崎RCクリニックの宮崎雅樹院長によると、人間は本来、息を吸うときに自然と体が伸びて良い姿勢になる。
しかし、現代人は口呼吸する人が多くなっていることなども影響しているが、息を吸う力が衰えているので、姿勢悪いと考えられる。
吸う時間を長くして横隔膜を鍛えると、ポッコリお腹が改善でき、姿勢も改善される。