11月13日の「教えてもらう前と後」で、白髪や抜け毛などの原因ともなるゴースト血管を改善し、毛細血管を生き返らせる簡単な運動として「かかと落とし」が紹介。
解説してくれたのは、皮膚科医の友利新先生。
毛細血管の長さは10万キロ
人間の毛細血管の長さはおよそ10万キロと、地球2周半分。
血管全体の90パーセント以上を占める。
その役割は、体中の細胞に必要な酸素や栄養素を届けること。
毛細血管がゴースト化すると、体の隅々まで栄養が行きわたりにくくなり、抜け毛や白髪・冷え症などにつながる。
このゴースト血管を1週間で改善できる運動として、1日30回のかかと落とし運動が紹介された。
「かかと落とし運動」で、ふくらはぎを刺激
かかと落とし運動により、ふくらはぎが鍛えられる。
第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎには、多くの毛細血管が集まっている。
かかと落とし運動で、ふくらはぎを伸縮することで、全身の毛細血管への動きが活性化する。
「かかと落とし運動」のやりかた
(1)背筋を伸ばしてつま先立ちになる
(2)体重をかけて、ストンとかかとを落とす
地面に落としたときの刺激が、骨にも良い効果を与えるという。
1日30回を目安に行う。