1月18日のフジテレビ系「ノンストップ!」で、スロージョギングが紹介。
休日の学校の校庭を、多くの人たちが普段の外出着で鼻歌をうたいながら走っている、ちょっと異様ともいえる光景からスタート。
皇居の周辺でもスロージョギング。こちらは、ジョギングウエアを着ている人ばかり。
腸の調子や肌の調子が良くなったり、風邪をひかなくなったりするという意見も。
スロージョギングの考案者である福岡大学の田中宏暁教授、日本スロージョギング協会アドバイザーの讃井里佳子さんが解説してくれた。
スロージョギングは最もやりやすい有酸素運動
田中先生によると、走ることが一番エネルギー消費量が多い運動だが、歩くような速さで走るスロージョギングが、最もやりやすい健康づくりに有効な有酸素運動だという。
散歩と同じ程度のゆっくりなスピードでも、消費カロリーは歩きの2倍。
スロージョギングはニコニコペースで
笑顔で人と話せるくらいゆっくり走るのがポイント。
歩くスピードでジョギングに変えるだけなので、きつくない。
ニコニコペースで走っているときに主に使われるのは、持久力に優れた筋肉。そのため、楽に長く走れるという。
コツ1 1秒に3歩の速いテンポで
スロージョギングのやりかたは、1秒に3歩のテンポをキープして走る。
「い~ち、に~、さ~ん・・・」とゆっくり数字を数えながら1秒間に3歩の早いテンポで走る。一歩の歩幅はおよそ20センチとかなり短め。
通常のジョギングは足の幅を大きくして走るが、スロージョギングは歩幅を小さくして小刻みに走る。
このテンポが、疲れずに長距離を走るコツ。
スポンサーリンクコツ2 着地は指のつけ根から
その場でジャンプをしたとき最初に地面に着く指のつけ根で、スロージョギングでも着地するように走る。
こうすることで、小刻みなテンポをキープできる。
コツ3 遠くを見てアゴを上げる
アゴをあげることで、呼吸が楽になり姿勢も自然と良くなるそう。
姿勢よく走ることで、歩くときにはあまり鍛えられない、太もも、お尻、腹筋や背筋の筋肉も使われ、消費カロリーもアップ。
毛細血管が効率よく伸びる
スロージョギングで全身の筋肉をつかうことで、末端まで血液がめぐり毛細血管にもしっかり血液が流れるという。
番組ではふとももの筋肉をしっかり使うので、血流がアップするとのこと。
個人的にはふくらはぎの筋肉が鍛えられるからではと思う。
スロージョギングはつま先着地なので、ふくらはぎの筋肉をよくつかうし、歩幅がせまく太ももの筋肉はそんなにつかわないというに感じる。
初めてスロージョギングを知ったときは、ふくらはぎの刺激感がよかったけれども、ジョギングウエアが要らないのも始めるのにポイントが高い。
スタジオでコメントしてした讃井さんも、普段のスロージョギングではスポーツウエアは着ないよう。
運動靴すらなくてもスニーカー程度があれば、今すぐ始められるし、普段着で歩く程度のスピードなら、近所の人にも走っていると思われずに運動を始められそう。
田中先生が言うように家の中でもできなくはないが、気持ちよさが全然違う。
買い物に行くときや、信号と信号の間あたりから、あなたもスロージョギング試してみては?
【関連記事】
・NHK Eテレ きょうの健康 血管の老化を防ぐ!「予防最前線」でベンチステップが紹介
・あさイチ 隠れメタボにSJT40というが・・・
・ためしてガッテン スロジョギはかかとを上げて
コメント
[…] […]