ケガや仕事・介護など様々な理由で、走ることから遠ざかってしまう人は多い。
10月6日の「ランスマ」に、ランニングアドバイザーの真鍋未央さん(リンク先はアメーバブログ)が登場。
妊娠・出産から9か月ぶりの復帰を目指す真鍋さんの様子や、走る筋肉を取り戻す方法などが紹介された。
大会を目標にする?
高校のときの1500メートルのベストタイムが4分29秒という真鍋さんだが、赤ちゃん中心の生活で思うように練習に使える時間は限られている。
そんななかでも、モチベーションをアップするためには大会に出たほうがよいとの判断で、10キロマラソンにエントリー。
たしかに大会を目標にすることで練習もしっかりするようになるし、実際に大会に出ると、次また出ようとか練習しようとなる。
金さんも最大5年のブランク
金哲彦さんにも最大5年のブランクがあったという。
小出義雄監督のもとで仕事をしていたり、病気で入院したあとは、家に帰ってきてから、ゆっくり近所をゆっくりジョギングすることから始めたという。
走る筋肉を取り戻す
番組では、新しい走り方を試してケガをして半年のブランクを開けてしまったという60歳の市民ランナーが紹介。
痛みをとり、痛みをかばって崩れていた姿勢を整え、そして、走る筋肉を取り戻すというステップで復帰ランに挑戦。
スポンサーリンクマッスルメモリーを呼び覚ます
走る筋肉を取り戻すときのキーワードが「マッスルメモリー」
以前運動をしていた人は、筋力や体力が戻るのが早いという。
筋肉の筋線維のなかには、細胞核がある。
運動するを細胞核が増え、筋線維が太くなる。
運動をやめると筋線維は細くなるが、核の数は少なくとも5か月は減らないという。
運動を再開すると、細胞核の働きによって、筋力はより早く戻る。
これが、マッスルメモリー。
マッスルメモリーを呼び覚ます体幹トレーニングとして、四つん這いの姿勢から手と反対側の脚を伸ばす運動(アームレッグクロスレイズ)が紹介。
背筋やお尻など、ブランクで落ちやすい体幹の筋肉を刺激できるという。
ブランク後の走る前の注意事項
・違和感や痛みが出たら歩く
・うれしくてペースを上げすぎたり、急激なスピード変化をつけない
10キロのレースに出た真鍋さんは、キロ6分前半のペースで完走。
走れる喜びを感じられたという。
「今の自分の生活環境にあわせて、楽しく走るのが一番」と、金さん。
今は、インターネットやYouTubeなどでも、楽に速く走るための情報がたくさんある。
よく考えると、自分も高校2年生を最後に35年くらいブランクがあったが、走り始めたときに「着地を体の真下に」というのに衝撃を受けて、実際に試してみたら確かに楽に速く走れたので、そういった自分の知らなかった情報もモチベーションになりそう。
気のついたことは何でも試してみると面白い。
もっとも、フォアフットに関しては、番組でミッドフットを試してケガをしてしまったかたが出ていたが、肉離れしそうになったのとフルマラソン1か月前なので封印しているところ。
最近良いなと思ったのは、つい先日「ガッテン!」で糖尿病対策として紹介されていた超スロースクワット。脂肪も走るときのエネルギー源にできるかもしれない。
いつ走れなくなるかわからないので、普通に走れることに感謝して、いっしょに走ってくれる仲間がいることも当たり前ではないので大切にしていかねば。