無名だった公立高校を、多数のプロサッカー選手を輩出する全国大会常連校に変えた教育法が紹介。
教えてくれたのは、熊本県立大津高校サッカー部監督の平岡和徳先生。
サッカーだけでなく、学力アップや仕事でも使えるシンプルなこととは・・・。
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技を覚える前にまず目と耳を鍛えろ
平岡先生が侵入部員に最初に教えることが、目を耳を鍛えること。
人の話を真剣に理解しようと心がける。
サッカーが上手になるためにはまず生活習慣を改めよ
現在では、サッカー部員はすれ違う人にあいさつを欠かさず、部室はきれいに整頓されている。
就任当時は、自分も一緒になって寮や部室の掃除をしたり、授業中に寝ている生徒を起こしたりしたという。
凡事徹底
当たり前のことを、人並み以上に一生懸命やる。
その結果、就任からわずか4年で全国大会出場。5年目で、ベスト8に。
サッカー部員以外のほとんどの生徒も、登校時は一礼して校内に入り、下駄箱も驚くほどキレイに並べられている。
社会人でも学生でも、生活習慣がちゃんとしていないと、なかなか一流にはなれない。
スポンサーリンク感動する心と感謝の気持ち
生活習慣以外に必要なこととして紹介されたのが、感動する心と感謝の気持ち。
お世話になった人に感謝できるということは、それだけ心に余裕があるということ。
心に余裕があるからこそ、成長にも加速力がつくという。
大津高校の練習でも、「ありがとうございます」や「サンキュー」など、感謝の言葉が飛び交う。
何気ない一言だが、しっかり意識して言うようにしているという部員も。
集中力を高めるため終了時間を決める
部員の集中力を高めるために、終わりの時間を決めている。
大津高校の午後のトレーニング時間は、100分と決めている。
長時間練習をさせると、いかにサボるかということを考えてしまう。
終わりの時間を決めてメリハリをつけることで、一人一人がわずか100分でどうすれば上手くなれるかを真剣に考えはじめて、自分からやるという主体的なトレーニング環境になる。
朝練習も、あくまで自主練。
サッカー部が朝練をするようになってから、多くの生徒が1時間前には机に向かい、朝の自習をするようになったという。
「もうダメだ」の先に・・・
「つまずいたり自信をなくす生徒にどう声をかけて乗り越えさせるか?」という矢田亜希子さんの質問に対しては、「もうダメだ」の先にいるすごい自分を意識しろと回答。
その一言で、苦しいときこそ前にすすんでいるというふうな実感を得ながら、どんどんどんどん成長していくのではないかという。
教育者でなくても、生徒でなくても、どんな人にでも使えることではあるが、実際にやり続けるのは並大抵ではない三日坊主で終わりそうなことばかり。
やめたくなったときに、自分自身のなかのめっちゃワクワクするすごい自分を意識できるようにして、部屋の片付けから出直そう。
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