7月18日の「梅沢富美男のズバッと聞きます!」に、カリスマ体育教師・菊池和子さんが登場。
シニア女性に絶大な人気のきくち体操を教えてくれた。
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きくち体操って何?
菊池先生によると、きくち体操は、コロっと死ねる体操。
死ぬまで自分の足で歩いて、コロっと死ねれば一番いい。
きくち体操教室に通う人のなかには、「足が悪かったけど歩けるようになった」「手術をせずに病気が改善した」などの意見が。
きくち体操のきっかけ
体育大学で教えているときに「鍛える」のが圧倒的に多かったことに納得がいかなくて、退職したときから体の仕組みを独学で勉強。
その時だけのブームで終わらない、死ぬまで自分の足で生きていくための体操にたどり着いたという。
足首回し
きくち体操の一番の目的は、寝たきりや車いすに頼らずに、死ぬまで自分の足で歩くための体作り。
「転ぶのは足が動かなくなるから。絶対に駅の階段は、足で上らないとダメ」と菊池先生。
足首回しのやりかたは
(1)片足をひざに乗せ、手と足の指をしっかり絡める
足の指を開いて、その間に手の指を1本ずつ、小指のほうから入れていく。
(2)ゆっくり1回折り曲げて
(3)およそ8秒つかって、ゆっくりと足首をまわす
足の指は、体中の筋肉とつながっているため、ここを動かすことで全身の活性化につながる。
手を足の表側から入れると、体の前面が活性化する。
手を足の裏側から入れると、体の背面が活性化する。
足の指握手
肩こりや姿勢改善にオススメという、きくち体操の奥義「足の指握手」のやりかたは
(1)2人で足の指を絡める
指を組む際は、ひざを曲げて行うのがポイント。
これだけでも、全身に刺激を与えられるが、
(2)その姿勢で、しっかりひじを振り肩甲骨を動かす
ひじが振れれば振れるほど、肩甲骨が動く。
肩甲骨をしっかり動かすことで、肩こり改善の効果が期待できるという。
1セット40秒を、スピードをかけて3セット行う。
猫背や四十肩にオススメの体操
(1)四つん這いになって、両腕を内側にひねる
(2)そのまま、体重を腕にかけ、お腹を持ち上げる
手首と胴体で引っ張り合いをする。
腹筋
腹筋は、何回も繰り返すのではない。
(1)1回をゆっくり行う
(2)ひじを伸ばし、背中を水平から45度程度の角度で伸ばした状態で静止する
便秘・腰痛・尿もれにオススメという。
このあとも、仰向けの姿勢で足をリズムよく振り上げたり、両腕を水平に伸ばして立った姿勢からひざを上げたりなどのエクササイズが続いた。
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