7月4日の「探検バクモン」は、美容と健康で注目を集めるヨガについて。
日本のヨガ人口は300万人以上と言われているが、このヨガの基本から深いところまで探検。
インド大使館で、瞑想のやりかたも紹介された。
ヨガの基本の呼吸法
ヨガの神髄に迫り、なぜ日本人に人気なのか、5000人以上のインストラクターを育てたケン・ハラクマ先生が、ヨガの基本となる呼吸法を少し教えてくれた。
息が吸っているときに、元気になるような気持ちで吸い、吐くときは力をスッと抜く感じで吐く。
気持ちも呼吸と一緒に変えていく。
自律神経のバランスも取れてくる。
バランスのポーズ
(1)ゆっくり右ひざを上げて、左足で体重を支える
(2)右足のひざのうしろに手を添えて、左手は腰にあてる
(3)そこから、伸ばせるところまで右脚を伸ばす
(4)そこで3呼吸する
(5)そこから右脚を横に開く
(6)右脚を前へ戻す
(7)右脚は上げたまま、両手を腰にあて3秒間キープ
(8)脚を下ろす
呼吸しながらちょっと体をストレッチするだけで、すごく体が温かくなる。
そうすると代謝もよくなって、細胞が活性化して、頭もすごく落ち着いてくるという。
14年くらがヨガをやっているSHIHOさんが、子宮の中の退治のポーズをしてくれた。
スポンサーリンクもともとヨガは悟りを開く修練
もともとヨガは、瞑想によって心を体をつなぎ、悟りを開くことを目指す修練だった。
その後、心身を瞑想に最適な状態にするため、身体を動かしながら心を鎮めるポーズが取り入れられたと言われる。
11世紀には、ハタヨガという、体を動かすことを中心としたヨガができた。
現在では、ハタヨガのポーズや呼吸法などを取り入れて、さまざまなヨガの流派がある。
SHIHOさんによると、いろんなポーズをわからずやっているうちに、なにか呼吸で軸ができて、しっかり体の中に呼吸が流れて、骨盤の位置もしっかり整う。
瞑想するときには呼吸が大事だが、その基本的な体形に、ヨガの座法のアーサナはもっていってくれる感覚をすごく感じるという。
瞑想のやりかた
番組後半では、インド大使館でヨガマスターのヘーマント・シャルマさんが、瞑想のやりかたを教えてくれた。
瞑想の目的
瞑想の目的は「自分とはなにか?」「人生の目的はなにか?」に気づくこと。
そして、忍耐、慈悲、順応、愛情、勇気などを深める。
それが生きる目的であり、瞑想をする意義だという。
瞑想のやりかた
(1)楽なポーズですわる
(2)手をひざの上にのせて、背筋をのばす
(3)両手の親指と人差し指をあわせる
(4)目を閉じる
とくに 集中する必要はないが、体の中心を意識する。
(5)呼吸を感じる
(6)全身をリラックスさせる
呼吸で不浄なものを吐き出し、ひたすら自らを無にする。
(7)静寂を感じる
10分ほど瞑想
(8)ゆっくりゆっくりまばたきをしながら、目をあける