7月1日の「健康カプセル ゲンキの時間」は、肩こり・腰痛・股関節痛に効果的という『ひざ裏伸ばし』健康法について。
ひざ裏のかたさが元気と不調の分かれ道。
解説してくれたのは、かわむらクリニック院長の川村明先生。
ひざ裏がかたいと身体が歪む
加齢や運動不足などで、ひざ裏が固くなって伸びなくなると、いろんなところにひずみがくる。
ひざ裏の硬さを調べる方法
テレビのリモコンを使った、ひざ裏の硬さの調べかたは
(1)床の上で脚を伸ばし、背筋をまっすぐにして座る
(2)リモコンをひざの裏へ差し込む
このとき、リモコンがスッと入ると要注意。
500mlのペットボトルが入る、ひざ裏が5センチ以上床から浮いている場合は危険。
凝りや痛み、疲れ、冷え性など、すでに様々な症状に悩まされている可能性がある。
ひざが曲がったままだと
北里大学の高平尚伸先生によると、ひざが曲がったままだと運動連鎖により隣り合う部分に影響を及ぼし、股関節・骨盤・腰・背中・肩・首などが連鎖的に曲がってしまう。
筋肉にも影響を及ぼし、下半身のバランスが崩れ、筋肉が凝り固まり衰えてしまう。上半身も正しく支えられなくなる。
スポンサーリンク1日3分 ひざ裏伸ばしストレッチ
壁ドンストレッチ
ストレッチ効果だけでなく、運動効果も期待できる壁ドンストレッチのやりかたは
(1)壁に向かって立ち、脚を前後に開く
(2)肩の高さで、肩幅の広さで、壁に両手をつく
視線は手と手の間を真っ直ぐ見る。
つま先がまっすぐ前を向くようにする。
ひざ裏が伸びるよう、足幅を調整するが、かかとは浮かさない。
(3)この姿勢を保ったまま大きく息を吸ったら、吐きながら5回壁を押す
(4)5回目は押したまま(両腕をまげたまま)5秒止める
(5)腕を伸ばして、腰を入れて5秒そのままに
ベストのタイミングはお風呂上り。
基本は1日3分だが、最後の5秒間壁を押すだけでも効果があるとのこと。
ひざ裏って?という思いもあったが、テーピングしてひざが曲がったままにした実験が、非常にわかりやすかった。
満里奈さんが思い浮かべた初恋の人(?)のおくやま君が気になるところではあるが・・・
【関連記事】
・名医のTHE太鼓判!腰痛改善に川村明先生の1日3分のひざ裏伸ばし体操
・主治医が見つかる診療所 足ブラブラストレッチ、川村流アンチエイジングヨガ「壁ドンストレッチ」「アオサギストレッチ」