6月19日の「ごごナマ」2時台で、小林流健康運アップ術が紹介。
健康の運気を上げるには自律神経を整える。そのためのポイントは呼吸。
ため息をつくことのほかに、副交感神経を高めて自律神経を調える方法を、小林弘幸先生が教えてくれた。
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交感神経と副交感神経のバランスが大事
自律神経は脳から発信され、心臓や胃腸などの臓器の動きを司る神経。
車でいうアクセルに相当する交感神経とブレーキに相当する副交感神経があって、その2つのバランスよくいかないと体に支障が起きてしまう。
自律神経の理想的なバランスとしては、朝起きたときに元気にならないといけないので交感神経が上がってくるのがよく、夕方からは寝る態勢をつくっていかなければならないので、リラックスする副交感神経が上がっていかないといけない。
ところが、今はストレス社会なので、夜になっても交感神経が高いままで、なかなか寝れなかったりする。
また、交感神経は年齢によってそんなに変わるわけではないが、副交感神経は年齢とともにだんだん落ちていくのだそう。
ごごナマのホームページで、布団で横になるとすぐに眠れる、夜にしっかり寝ていても昼間なんとなく眠い、なかなか寝付けないなどの4択の質問が10項目ある「自律神経チェックシート」が用意されている。
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ため息をあえてつく
ため息をつく前は、呼吸が浅くなっていて、筋肉が緊張状態になっている。そうすると、血流が停滞気味にもなる。
ため息をつくと、胸の筋肉などがほぐれ、緊張がほぐれ、手の先の血流も良くなる。
ため息をつく前は交感神経が優位になっているが、ため息を吐いた後は副交感神経が優位になる。
4秒吸ったら、8秒吐く
平野レミさんの「ため息って深呼吸のこと?」という質問に対し、「いえ、吐く息ですね」と小林先生。
4秒息を吸ったら、8秒ゆっくり息を吐く。
ちょっと気がついたらため息をして、深い呼吸に戻す。
繰り返しやっていくと、ストレスを軽減できるようになる。
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ゆっくりする
・ゆっくり歯を磨く・・・電動歯ブラシでも、ゆっくり動かす。
・ゆっくり歩く・・・下を向いて歩くと起動が狭くなるので、正面を向いて自分のペースで歩く。
・ゆっくり過ごす
・ゆっくり食べる・・・ゆっくり食べることで消化にもよく、満腹中枢も刺激されるので食べ過ぎを防ぐことができる
・ゆっくり話す
3行日記を書く
小林先生が、イギリスに留学していた時に上司から本当に人生を成功させたければ毎日3行日記を書けと言われたのだそう。
・1行目は、今日1番失敗したこと
・2行目は、今日1番感動したこと
・3行目は、明日頑張りたいことを書く
明日頑張りたいことは、実現可能なことが良い。
1日嫌なことばかりかもしれないが、いいことも探せばあるし1つぐらいあるので、そこをぜひ見つけて体を良い方向へ持っていって欲しいと、小林先生。
自分を第3者的に、外から見られるようにもなる。
パソコンで入力するのではなく、自分の手でそれもゆっくり書いた方がよい。
体操で自律神経を調える
タッピング
(1)背筋を伸ばして座り、人差し指・中指・薬指の3本で頭部を優しく叩く
(2)眉間から顎に向かって、気持ちよく叩く
きついと刺激が強すぎて、交感神経が上がってしまう。
一定のリズムで軽く叩くのがタッピングの基本。
顔がタッピングできない場合は、ひざをタッピングしても良い。
手を交差させ体を伸ばす
(1)足を肩幅に開き、頭の上で手を交差させ体を伸ばす
(2)息を吐きながら体をゆっくり右左に倒し、戻すときにゆっくり息を吸う
(3)息を吐きながら体をゆっくり前に倒し、ゆっくり息を吸いながら元に戻す
かかととつま先の上げ下げ
(1)かかとを上げて下げるの8回行う
単純な動きだけれども、血流を改善する。
(2)続いて、つま先とかかとを交互にあげる
自室神経チェックシートで副交感神経優位と判定
「自律神経チェックシート」は、最初〇×式かと思ったものの、なんかへんだなと見直したら4択。
自分の場合は、予想通り副交感神経が優位。肥満ではないが、朝めっぽう弱く、うつっぽいという危険もある。仕事上夜シャキッとしてないといけないが、日中ボーっとしすぎているかな。
どんな人でもため息をつけばよいということではなく、交感神経が優位すぎる人がリラックスして副交感神経を優位にするための方法としてため息をつくと良いということのよう。
ため息というよりも「ゆっくり息を吐く」ことかな?
自分のような副交感神経優位な人は、ため息は余計副交感神経優位になってしまいそう。
美と若さの新常識で集中のためのマインドフルネスが紹介されていたし、ごごナマの最後のほうで視聴者のかたからの質問あたりでもあったが、「はぁ~」とため息をつくというよりも、「ふぅ~」と細く長く息を吐くようにしよう。
前から気になっているinti4とかを買ってみようかな。
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