5月25日の「あしたも晴れ!人生レシピ」は、旅で歩いて健康に!ヘルシーウォーキング。
単なる散歩では得られない健康効果をもたらす歩き方を指南するウォーキングツアーの紹介のあと、シドニーオリンピックの競歩日本代表・柳澤哲さんが、運動靴の正しい履き方から、早く、長く、疲れない歩き方を教えてくれた。
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靴の履き方
力任せに歩くのではなく、上手に歩く技術を身に着けると楽に歩けるようになる。
靴の履き方
歩きやすくつかれにくい履き方がある。
かかとをトントンをして、靴の後ろにすきまができないようにする。
ひもはつま先に一番ちかいところと最後ははきつめにして、まん中は緩めにする。最初と最後をきつくすることで、足のずれを少なくする。
歩くときの姿勢
腰がまがると上半身の重さをまがった腰で支えて腰痛に、ひざが曲がってしまうと曲がったひざで支えてしまいひざ痛になってしまう。
かかと、腰、肩、頭が一直線になるように姿勢をつくる。
手を組んで伸び上がると、一直線上になる。
楽に手を下ろす。
重心がちょっと高いところにあることを意識する。
歩きながらでも、その場で伸び上がると一直線上になる。
重心は少し前に
ひじを後ろに引くイメージで、振り子の原理が働く。
後ろにさえひけば、手は勝手に前に出ていく。
足の運びかたは、お尻も脚だと思って歩く。
お尻の筋肉と体感を使うので、楽に長く歩くことができる。
砂浜で歩く
同じスピードでも、心拍数が上がってくる。
それによって血管が広がってくる。
そうすることによって血圧が下がるという。
安定感を増すためには2直線歩行をする。左右の足の幅を肩幅くらいに広めにしてあるくと、安定しやすい。
早く歩くことで運動効果が飛躍的に高まり、健康効果も高まる。
靴紐のむすびかたというか、締め方がランニングのときに現在行っている方法と真逆なのがびっくり。
ランニングとウォーキングで、ひもの結び方がそんなに違うとは考えにくいが、一度始めと最後をきつくする今回の方法で走ってみようかな?
いずれにせよ、歩き方は普通に考えると習うことなどない。
だからこそ、間違った歩き方が染みついている可能性も非常に高い。
オリンピックの、しかも競歩という歩きのスペシャリストから学べるウォーキングツアーって、年長の人だけでなく若い人や子どもとかでも参加してみたいとか参加させたい人が多そうだ。