NHK「きょうの健康」『命を守る!ストレス徹底対策』の1日目は、万病のもと!ストレスをチェック。
あらゆる世代の人が何らかのストレスを抱えているが、自分にどれくらいストレスがかかっているかを数値化してチェックする方法も紹介された。
解説してくれたのは早稲田大学の熊野宏昭教授。
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ストレスの心身への影響
ストレスが溜まると、気持ちや行動あるいは体など、いろんな形で表に出てくる。
例えば、イライラすると言うような気持ちのほうに出てきたり、あるいは、お酒を飲みすぎたりケーキをいっぱい食べてしまったり行動のほうに出てきたり、体のほうに出てきて、便秘になったり下痢になったりする。
これらでストレスが溜まってるっていうこともわかり、ちょこちょこ出てくることでことによってストレスが解消してくれたりもする。
ストレスに強い弱いはどこから?
ストレスへの抵抗力の差は、生まれつきの遺伝であったり、幼少期の生育環境的であったりする。
生まれつきや子どものころの他に、日ごろの行動や思考パターンがある。
日ごろの行動や思考パターンによって、ストレスにタフな人や弱い人が出きてくる。
逆に言えば、どんな行動パターンや思考パターンを身に付ければストレスに強くなれるかっていうの考えていくことが、ストレスにうまく対応していく大きなカギになる。
ストレスが限界を超えて溜まってしまうと、さまざまは病気や体調不調を引き起こす。
スポンサーリンクストレスホルモン
ホルモンには多くの種類があって、血圧・睡眠・食欲・愛情など、あらゆる活動に関係している。
仕事のノルマや受験勉強など頑張り続けていると、全身を興奮状態にするアドレナリンという頑張るホルモンが分泌され、心拍数や血圧・血糖値が上昇する。
つまり心臓や血管など、体の反応を引き起こす。
一方、満員電車や人づきあいなど何かに耐える我慢するストレスが続くと、コルチゾールというホルモンが分泌される。
コルチゾールは、体のストレスへの抵抗力を高める一方で、免疫の働きは抑える。
また、脳に働きかけて、落ち込みや不安といった心の反応を引き起こす。
ストレスに気づく「余力チェックダイアリー」
どれぐらいストレスが溜まっているかは、自分で感じ取ることができる。
熊野先生のおすすめは、カレンダーや手帳を使って余力チェックをすること。
用意するのは手帳またはカレンダーとペン。
1日の終わりに、自分の余力を0~100%で記録する。
たとえば、きょうはもう化粧を落とす気力すらない 0%。
録画したドラマを見る余力があるから 60%。
あまり深く考えずに、直感でかまわない。
出来事や感想も添えておくと、のちのち振り返りを行うときに役に立つ。
実際自分がどれくらいストレスが溜まっているかを感じとるようにすると、意外と正確に感じ取れる。
ストレスも数値にして可視化すると、もう休んだほうがいいとか、もっと頑張ったほうがいいとかがわかる。
生産性を維持しながら、ストレスにつずれないようにケアしていくことも可能になるという。
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