4月11日の「ガッテン!」は、呼吸がテーマ。
普段の呼吸をゆっくりと行うことで、冷え性や肩こりの改善など、体にいろいろなうれしい変化が現れる。
普段の呼吸の回数がちょっと少なくなるだけで、わたしたちの中に眠っている様々な力が目覚めるという。
子どもからお年寄りまで簡単にできる「肺ストレッチ」が紹介された。
解説してくれたのは、東京有明医療大学学長の本間生夫先生。
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呼吸を減らすとこんなことが
成人の平均呼吸回数は、1分間で約15回。
普段の呼吸数を減らすことで、次のようなことが実感できるという。
・血圧の低下
・冷え改善
・肩こり改善
・快眠
・ストレス減
血圧測定のときに深呼吸をすると、血圧が下がる。
精神安定剤も効果がないほどのショックがアメリカ人を襲った911同時多発テロのときに、呼吸回数を抑えるトレーニングを6週間続けたところ、ストレスが平均30パーセントも減ったとのこと。
深く息をすることで、腸内の炎症も改善するという。
肺のまわりの筋肉が硬いと浅い呼吸に
肺は自分で縮んだり膨らんだりできない。
縮んだり膨らませたりしているのは、肺の下にある横隔膜とあばら骨の間にある肋間筋。
これらの筋肉が、まわりから肺を縮ませたり膨らませたりしている。
胸の筋肉が硬くなってくると、浅い呼吸になる。
筋肉の柔らかさをもつ体にしておけば、ストレスに負けないぐらいの体になるという。
深呼吸をときどき意識してやらなくても、自然と呼吸回数が減るストレッチが紹介された。
スポンサーリンク吸う筋肉のストレッチ
(1)胸の高さで両手を軽く組む
(2)ゆっくり鼻から息を吸いながら、両腕をできるだけ前にのばす
背中は、逆に思いっきり後ろへ。
(3)吸いきったら、息を吐きながら手を戻す(吐くときは口からでも鼻からでもかまわない)
3~5回ぐらいを、1日に何回も繰り返す。
吐く筋肉のストレッチ
(1)両手をお尻の上で軽く組む
(2)あごを上げ息を吐きながら、斜め下に思いっきり腕を伸ばしていく
上体は動かさないようにする。
(3)息を吸いながら、両手を組んだ状態に戻す
どちらのストレッチも超簡単。
吸うことを意識することが多いのか、吐く筋肉のストレッチのときも腕を斜め下に伸ばしながら吸ってしまったりしそうだが、あくまで吐く筋肉のストレッチであることを思い出せば、そういう間違いはなるなるだろう。
血圧やストレスを下げるというのももちろんそうなればありがたいが、個人的にはマラソンなどで走っているときの呼吸をラクにしたい。
サタプラで中村格子先生が教えてくれた呼吸筋のストレッチと合わせて、ぜひとも続けて行きたい。
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