4月4日の「あさイチ」で、垂れ尻を美尻に変えるトレーニングなどが紹介された。
タレ尻は見た目の悪さだけでなく、健康にも影響がある。
お尻の筋肉が無くなると、年を取ってから寝たきりになってしまう危険も。
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タレ尻は洋梨型とピーマン型
タレ尻には2パターンある。
ひとつは、ウエストはくびれているがお尻が垂れて横に広がり、さらに下膨れになる「洋梨尻」
もうひとつは、ウエストにも肉がつきお尻が垂れて、丸いはずのお尻が四角くなる「ピーマン尻」
お尻のタレは3段階で進行
お尻のタレは、3段階で進む。
(その1)最初は、お尻の下がたわむ
(その2)お尻が下がり、ウエスト、お尻、太ももの境目があいまいになり四角くなる
(その3)側面がそげて、内側に流れる
40代の半数が、2段階目まで進んでしまっているという。
お尻の筋肉が薄くなり、皮膚と脂肪を支えきれなくなり、お尻が垂れてしまう。
お尻の筋肉をキープするためには大股で速く歩く
筋肉は何歳からでも増やせる。
そのために、特別にスポーツをする必要はない。
歩幅を大きく、スピードを上げて歩く。
歩幅が狭いと、使う筋肉は、すねやふくらはぎ・太ももの一部だけ。
一方、大きな歩幅で歩くと、お尻の筋肉や腹筋など多くの筋肉をつかう。
理想の歩幅は身長×0.45だが、普段より10センチ広げるだけでも良い。
毎日、積み重ねると大きな差になる。
番組で紹介された下着メーカーでは身長ごとの理想の歩幅が廊下にマークされていたが、自宅のリビングやキッチンなどの一角にテープを貼っておくだけでも、歩幅を意識して歩くきっかけになるかも。
スポンサーリンクお尻の筋肉に特に効果のある歩き方
整形外科医の中村格子先生によると、お尻の筋肉に特に効果のある歩きかたのポイントは2つ。
・大股で踏み出したとき、しっかりひざを伸ばしてかかとから着地する
ひざが曲がると、歩幅が小さくなってしまう。
・しっかり後ろの指で蹴りだす
このとき、ひざの後ろが伸びていることを意識する。
お尻にペンを挟む
整体師の久嬢由起子が、お尻・お腹・肛門の筋肉を鍛えてくれる、ボールペン挟みエクササイズを教えてくれた。
ヒップアップに、ウエスト引き締めだけでなく、尿漏れ防止にもなるという。
そのやりかたは
(1)お尻の割れ目に挟んで、キュッと締め、8秒キープする
肛門に上斜め45°に当てる感じで行う。
おならを我慢しているときや、トイレに行きたいけれども我慢しているときのキュっと締めている感じでキープする。
さらに効果をアップさせるには
(2)ペンを挟んだままゆっくり8回足踏みする
(3)四つん這いになってペンを挟んだまま、お尻をフリフリを8回
これらを3セットずつ行う。
このボールペン挟みエクササイズに使うボールペンは、3色ボールペンで滑り止めのゴムがついているものがおすすめとのこと。
その際に、ピタッとしたパンツやガードル、タイツ、パンストではなく、柔らかい素材のパジャマやスウェットを着て行うとやりやすい。
階段は無料のジム
中村先生が、階段の上りかたを教えてくれた。
(1)階段を上るときに足を乗せたら、骨盤を水平にしたまま乗せた足のひざを伸ばし、ギュッとお尻に力を入れて上っていく。
お尻に力が入っていることを意識して、上っていく。
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