4月3日の「ニュースウォッチ9」で、『春バテ』という体の不調が取り上げられた。
だるいとかやる気がおきないとか眠くてしかたない、食欲がないといった夏バテのような症状が、春先に起こってしまう。
それが『春バテ』。
解説してくれたのは、東京有明医療大学の川嶋朗教授。
春バテの原因は?
3月から4月にかけて心身の不調を感じることのある人は、約6割。
春バテの原因のひとつは、気温の変動。
3月の下旬だけ見ても、雪が降った21日の東京都心の最低気温は1.7℃だったが、およそ1週間後の29日の東京練馬区の最高気温は25.8℃。
寒暖の差が大きいと自律神経が乱れやすく、心身の不調を感じやすくなる。
もうひとつ、春バテならではの原因が、生活の変化。
卒業式での別れや入社式や入学式での出会い。
春は人間関係が大きく変わり、ストレスも溜まりがち。
新年度となると、今までと違う環境に入り、それなりの緊張感が強まる。
緊張すれば緊張したことに対しエネルギーが使われ、より体力が奪われてしまう。
四季の中でも春というのは、バテが起きやすい時期でもある。
春バテ対策にぬるめのお風呂やアイマスク
お風呂の入る温度を38~40℃くらいにすると、副交感神経が優位になりおやすみモードにしてくれるので、体はリラックスする。
入浴剤に炭酸泉を使うと、より体をお休みモードにしてくれる。
目元をじんわり温めるアイマスクも、目を温めることで上半身の血流も良くなって体もあたたまってくるし、リラックスして寝やすくなるという。
対策を取らないと1年中バテにも・・・
もしも症状があるのなら、対策を早めにとらないと、五月病になり、梅雨バテになり、そのまま夏バテに突入し、秋バテ・冬バテと1年中バテになってしまう危険もある。
身体を冷やしてしまうと、その身体を温めるのに余計なエネルギーを使ってしまうので、ドッと体が疲れてしまう。
春バテを防ぐには、目元や首をあたため、ゆっくり入浴する。
こうすることで、体をしっかりと温めて、エネルギーを温存する。
徐々に体の調子が良くなってきたらと感じたら、適度な運動をして、体力をつける。
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