3月27日の「あさイチ」は、イノッチ・有働アナ最後のスゴ技Q。
『身近で気になる“ひも”』をテーマに、いろんなひもの使いこなし術が紹介。
そのなかで、靴紐の通しかたや選び方、ほどけにくくなる結びかたが紹介された。
靴はなぜひもが使い続けられるのか?
ランニングシューズから野球のスパイクまで、なぜいまだにひもが使われるのか?
マジックテープなどもあるが、しっかり下からひとつひとつ脚をサポートするのに、ひもは一番細かいところまで調整できる。
一部分だけゆるめるなど、足にあわせた細かい締め具合の調整をするには、ひも靴が一番。
靴ひもは上から通す?下から通す?
靴ひもは上から通すのか下から通すのかで、フィット感が全然違う。
ポイントは、穴の上から通すか、下から通すか。
靴紐を穴の上から通していくのが、オーバーラップ。
足を包みこみ、靴の中で動きにくくなるので、しっかりとしてフィット感を好む人におすすめ。
穴の下からひもを通すのがアンダーラップ。
足に合わせた自然な通しかたで圧迫感が少ないため、長時間履く場合に向いている。
スポンサーリンクランニングシューズの足首の穴
ランニングシューズの一番上の、足首あたりにある穴にはどうやってひもを通すのか?
靴ひもをすぐ隣の穴まで通したら、一番上の穴に上からひもを通して輪っかを作る。
あとはそれぞれのひもを、反対側の輪っかに通す。
普通に通した場合に比べて足首がしっかり固定されるので、かかとのズレが解消し安定する。
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丸いひもと平たいひも
ひもには丸いひもと平たいひもがあるが、平たいひものほうがほどけにくい。
ひも同士が接する面積がより大きくなり食い込みやすくなるので、ほどけにくくなる。
そのため、競技用シューズやスパイクでは、平たいひもを使うことが多い。
丸いひもは、丈夫で切れにくいため、登山靴などに使われることが多い。
また、弾力があって柔らかい履き心地になるため、体力作りでランニングを行う場合や長時間ウォーキングをするときにも使われるそう。
ほどけにくい靴ひもの結び方
(1)ちょうちょ結びのはねを一つ作る
(2)もう一方のひもを後ろから通して、普通のちょうちょ結びの結びめのつくりかけの状態にする
(3)ひも同士でできている穴に、あとから作った(上の写真では左側のひもの)はねをもう一度通す
(4)そして、ぎゅっとひっぱる
国会中継かなにかで短縮のため、ちょっと慌ただしかったかもしれないが、正しく結べて入れば、普通のちょうちょ結びと同じように引っ張れば簡単にほどける。
あと、普通のちょうちょ結びでは一個の結び目が、この結び方(ミズノ式?)では、二個結び目ができる。
普通のちょうちょ結びは1回だけ結んでいるが、この結び方は2回結んでいる。「二重結び」と言っても良いのではないかな。
(3)がポイントで、最初にはねを作るのが右か左か人によって異なるので、試してみてうまくいかないときは、最後に輪っかに通すひもを左にしてダメなら右、右でだめなら左で試してみると、どちらか一方だけうまくいくはず。
長距離を走るときは、足首の穴にも通すことと合わせて、ほどけない結びかたは本当に重要。
卓球の福永愛さんがやっていた結びかた(私はいまだにこの結び方ができないが)か、番組で紹介された方法かどちらかができると非常に役立つこと間違いない。
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