1月25日の「主治医が見つかる診療所」で、お尻を鍛えて見た目も中身も若返る方法が紹介された。
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お尻の老化順序
半円形でプリッと上がった状態から、老化が進むにつれて、まずお尻の下の部分が緩む。
続いて、お尻全体が下がりやや四角い形になって、さらに垂れ下がりもっと四角い形になる。
ペットボトルつぶし尻トレ
美尻王子こと元バレエダンサーの竹田純先生が、ペットボトルをつぶし尻トレを教えてくれた。
用意するのは、圧力をかけたときに音が鳴って潰れるペットボトル。
(1)かかと、つまさき、ひざをつけ、つま先を90度ひらく
(2)ゆっくりとひざを、つま先の方向に少し曲げる。
(3)股にペットボトルを挟み、太ももの内側をゆっくりとぎゅっとしめる
ペットボトルの音が鳴ればOK。お尻の筋肉が正しく使えている。
お尻の筋肉を鍛えることで骨盤が立ち、見た目も若返る。
1日10回ペットボトルを鳴らすことを目安に行う。
応用編・フラミンゴ
(1)一方の手でイスの背もたれをもち、両足をつけて立ち、つま先を約90度開き、ペットボトルを股に挟む。
(2)イス側と反対の足を後ろに上げ、ペットボトルを落とさないように屈伸する。
上級編・クリオネ
(1)仰向けになって、ひじで身体を支え、両脚を伸ばしたまま重ねる
(2)そのままひざを曲げて足を開き、股にペットボトルを挟む
(3)足を閉じてお尻に力を入れ、ペットボトルを鳴らす
これを1日に10回程度、左右の足を入れ替えて行う。
お尻浮かし
近畿大学の谷本道哉准教授によると、大臀筋を鍛えると全身の筋肉の活動量が増え、結果的に痩せやすい体になるという。
そのためのトレーニング方法として「お尻浮かし」が紹介された。そのやりかたは
(1)床に仰向けになる。
(2)両足をしっかりつけて、ひざを90度くらいに曲げる。
(3)2秒でお尻をできるだけ高く上げ、上げきったところでお尻にキュッと力を入れ、2秒で下げる。
2日に1回程度、筋肉を休ませながら無理せずに行う。
応用編としては、お尻を下げたときに床につけずに行う。
お尻を柔らかくするヤンキー座り
背中を縦に走る脊柱起立筋が硬くなると、腰痛の大きな原因になるという
戸田整形外科の戸田佳孝院長が、お尻の筋肉を柔らかくするヤンキー座りが紹介。
深く腰を下ろすことによって、脊柱起立筋がもっとも引き伸ばされる。
(1)肩幅に脚をひらく
(2)かかとを床につけたまま腰を落とし、上半身をゆっくり前に傾ける
(3)ベルトの上5センチぐらいのところから、げんこつで20秒間押し下げるように擦る
朝・昼・晩、20回ずつ、1日3セット程度行う。
バランスのとりにくい場合は、イスやベッドに体を預け、片手で背中を擦ってもよい。
ヤンキー座りで歩く
股関節のまわりや大腿四頭筋を鍛えるために、ヤンキー座りをしたまま歩く。
ポイントは、かかとを床から上げずに歩くこと。
骨盤底筋も鍛えられるので、尿もれの防止にもなるという。