骨粗しょう症といえば高齢女性に多い症状と思われるが、偏食や運動不足などにより子どもの間にも骨粗しょう症のリスクが広がっている。
中学生の骨折率は、40年でおよそ3倍に増加している。
12月13日の「ごごナマ」で、骨を丈夫にする3か条が紹介された。
ジャンプしよう!
骨を丈夫にする3か条の一つめは、ジャンプ。
骨は垂直方向の重力をかけてあげることで強くなる。
おすすめは縄跳び。
縄跳びエクササイズ
縄跳びパフォーマーのSADAさんが、縄跳びエクササイズを教えてくれた。
まず準備体操。
手首・足首をブラブラさせ、ひざの曲げ伸ばしをし、ピョンピョンとジャンプをする。
さらに、ゆっくりゆっくりジャンプをする。
(1)ゆっくりのリズムの前跳びをする
(2)普通の縄跳びとゆっくりリズムの前跳びをする
ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ、ゆっくり、ゆっくりのリズムで行い、慣れたら、ジャンプ、ジャンプ、ゆっくりのリズムで行う。
(3)さらに、ゆっくりの時に、あや跳びをする
スポンサーリンク骨刺激エクササイズ
続いて、縄跳びなしのエクササイズが紹介。
(1)足を肩幅に開いて、腰に手を当てる
(2)かかとを上げて、上げたかかとをドスンと落とす
次に足踏み。
足踏みも、地球を蹴るようにドスンドスンと行う。
ロープを持たなりエア縄跳びをする。縄跳びのときに行っていたリズムでも行ってみる。
腰に負担がかかる場合があるので、前を向くよりも3~5メートルほど先の床を見ながら跳ぶ。
必要な日照時間を知ろう
骨を丈夫にする3か条の二つ目は、必要な日照時間を知ろう。
骨がもろくなる原因の一つがビタミンD不足。
ビタミンDは日光浴で作ることができる。
ただ1日に日光を浴びる時間が地域によって差が激しく、長袖だと12月は札幌で300分、宮崎で30分。
ビタミンDは、鮭、サンマなどの魚や、きくらけ、干しシイタケなど食事からも摂れる。
場合によっては、サプリで補充する。
骨を強くするマスタートリオ
3か条の三つめは、マスタートリオ。
具体的には、カルシウム、マグネシウム、タンパク質。
これらをバランスよく摂ることが大切という。