11月18日の「世界一受けたい授業」で、24時間テレビのマラソントレーナー坂本雄次先生が、誰でもできるという、4つのタイプ別のマラソン完走法を教えてくれた。
同時に、シューズの最上部にある左右2つずつの穴をつかった、ダブルアイレットという靴ひもの結びかたが紹介。
メタボの人は、まず体をしぼる
人間は走るときに、体重のおよそ3倍の負荷が足にかかる。
重たい体でいきなり走ると、体重でひざを痛めてしまう。
メタボの人は、まず体をしぼる。
内臓を休ませるため、寝る2時間前からは食べない。
ほっそりの人は筋トレ
走るのに必要な筋肉がないほっそりの人は、筋トレで筋肉を強化する。
マラソンには、おなか、背中、お尻、脚の筋肉が必要。
腹筋、背筋、スクワット、特に下半身を強化するスクワットがもっとも重要。
しゃがんだときに、ひざがつま先より前に出ないようにこころがけ、ふとももの前面と裏側・腰の筋肉を意識しながら20回1セットを2セット行う。
これらの筋トレを3か月ほど続けると、走るために必要な筋力を一通りつけることができる。
シニアの人はストレッチ
高齢者の場合、関節が硬くなっているので、入念にストレッチをして関節の柔軟性を取り戻す。
特に重要なストレッチは、足首を下から抱えるように引き寄せて、ももの裏側を左右20秒ずつ伸ばす。
シニアの人は、特にももの裏側が硬くなりがちなので、重点的に行う。
スポンサーリンクスポーツ経験なしの人はウォーキングから
シンプルな運動であるマラソンは、スポーツ経験がない人でもできる。
スポーツ経験ゼロの人は、まずウォーキングから始める。
ポイントは、背筋を伸ばしてアゴを引き、ひじの角度を90度に保つこと。
正しいフォームでウォーキングを繰り返し、走る基本となるフォームを体に覚え込ませる。
番組では、普段運動をしていない宮川一朗太さんが、実際にトレーニングを行った。
走り慣れていない人は厚底タイプ
初心者のシューズは、底の厚いタイプがおすすめ。
衝撃を吸収して反発力を生み出してくれる。
底が薄いタイプは、スピードを求めるトップアスリート用。
初心者は足の保護を目的に、底の厚いタイプを選ぶのがよい。
靴紐はダブルアイレット
足を傷めないための靴紐の正しい結び方として、ダブルアイレットが紹介。
ポイントになるのは、シューズの上部にある2つの穴。
ダブルアイレットの結びかたは
(1)編み上げていって、最後に2つの穴の外側に輪を作るようにひもを通す
(2)左右のひもに、反対側のひもを通してグッと締め上げる
(3)あとは、真ん中で結んで完成
こうすることで、かかとがホールドされ、走っても靴のなかで足がずれない。
体をまっすぐに50m先を見る
走るフォームは、前傾して前かがみにならずに、体をまっすぐにして50m先を見る
腕ふりは、大きく後ろに振り上げる。
ひじを後ろに引くと、胸が張れる。
腕を大きく振るを、自然と歩幅も大きくなり、より前に進む力が出る。
ダブルアイレットという名前は知りませんでしたが、この結びかたをするともう元には戻れません。
ただ、このままだとひもがほどけやすいので、愛ちゃん結び(イアン結び)か個人的にはこのほうが簡単と思うミズノ式を併用するのがおすすめです。
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