NHK BSプレミアム「美と若さの新常識 カラダのヒミツ」で、『美尻を目指せ!細胞パワーでヒップアップ』と題して、家庭でも簡単にできるヒップアップトレーニングが紹介された。
解説してくれたのは、九州大学の小川佳宏先生、近畿大学の谷本道哉先生、ヒップアップトレーナーの渡部龍哉さん。
お尻年齢を知れ
女性の加齢によるヒップの変化は、みんな同じように一定のプロセスがあるという。
横からみると半円形の形だったのが、お尻の下のほうがたわみ、続いてお尻全体が下がってきてお尻が四角い形になる。
さらに、お尻の側面がそげて、全体が内側に流れてくる。
すべての女性がこの同じ順番で変化していくが、変化するスピードは違う。
ヒップの霜降り化を防げ
筋肉の細胞外に脂肪があるEMCL(筋細胞外脂肪)が、年とともに増えてくると霜降り肉のさしのようになり、筋肉の力が落ち、お尻の筋肉がたれてくる。
7cmでヒップは守れる
ヒップのトップが高い体型を維持した人とそうでない人の差は、歩幅。
体型を維持できた人のほうが、歩幅が広く、その差が7cm。
普段からしっかり歩幅を大きくして歩く。
大股歩きは、生活習慣病にも良い。
谷本先生によると、階段をおじぎをしながら、よいしょと言いながら階段を上がるのもおすすめ。
スポンサーリンクヒップはスローで鍛えろ
ヒップを鍛えるトレーニングとして、ブルガリアンスクワットが紹介。そのやりかたは
(1)イスなどに足をかけて、後ろの足をのせる
(2)(近いとお尻を使わないので)前足をできるだけ遠目におく。
手は腰におく。グラグラする場合は壁などに手を添える。
(3)太ももが地面と平行になるまで下ろす。
お尻をひいてお辞儀をしながらしゃがむ。
速く動かさずに、ゆっくり動かす。
ゆっくり動かすスロートレーニングは、力を抜く局面がないので、大きな負荷は使わないが、軽めの負荷でも筋肉を大きくすることができる。
片足10回ずつ2セットを、2日に1回行う。
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ヒップアップ最新テクニック
渡部トレーナーによる、ヒップアップトレーニングが2種類紹介された。
(1)ひざを開いて四つん這いになる
(2)両ひざを開けるところまでひらく
(3)お尻をプリっとさせて後ろに引く(突き出す)
骨盤の中にある深層外旋六筋を鍛えると、お尻の下側の丸みが出てヒップトップが上がるという。そのトレーニングのやりかたは
(1)ひざの上にゴムを巻いて横になり、腰とひざを曲げる
(2)ひざをゆっくり開き、ゆっくり閉じる
ブルガリアンスクワットはゆんころさんがテレビで何度かやっていて、渡部トレーナーのヒップジョイントはマツコ会議にも出ていたが、歩幅を7センチ広くして歩くくらいならば、犬の散歩のときや通勤時などにも行える。
歩幅を広く歩いている姿は、ヒップアップとは関係なくその姿だけでも格好いいので、明日からただちに実行したい。
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