9月13日の「ソレダメ!」で、パーソナルトレーナー界のレジェンド・和田良覚さんが、家事をしながらインナーマッスルを鍛えることのできる家事体操を教えてくれた。
床拭きワイパー体操
足を上げるときに使うインナーマッスルの腸腰筋を鍛え、つまづくのを改善するという「床拭きワイパー体操」のやりかたは
(1)床拭きワイパーを前に滑らすのと同時に、片足を大きく前に踏み込む
(2)元の姿勢に戻ったら、反対側の脚も同じように大きく踏み込む
ポイントは、踏み込んだ時に、ひざではなく股関節に体重を乗せること。
そうすることで腸腰筋を鍛えることができるという。
胸を張ると体重が腰にかかり腰を痛めてしまうので、やや前傾しながら股関節に体重を乗せる
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体幹テーブル体操
深層部の腹筋・腹横筋は姿勢を保つ役割を担うインナーマッスル。
弱いと体のバランスが悪化したり腰痛になったりするという。
この腹横筋を鍛える「体幹テーブル体操」のやりかたは
(1)ぞうきんでテーブルを拭くときに、テーブルの上で両手にぞうきんをもつ
(2)腰ではなく股関節を折り曲げてお尻をひきながら、手を前に滑らせてテーブルを拭く
股関節から曲げて、お尻を突き出し、手を伸ばしたままテーブルを拭く。
上半身と下半身が逆方向に引っ張られ、腹横筋が鍛えられるという。
どちらも、一見簡単そうだが実はむずかしそう。
それでも、床掃除のときとかテーブルの掃除のときとかに思い出したら、試してみよう。