Eテレ「Rの法則」やる気復活大作戦で、新学期を前にやる気を復活させる方法が紹介された。
人間の心と身体は密接に関係しているので、身体を動かすとやる気がアップすることが多い。
順天堂大学の小林弘幸先生と明治大学の堀田秀吾先生が解説してくれた。
朝のダルさ解消に水を飲む
夏の時期は、どうしても寝ている間に水分が汗として失われてしまう。そうすると血流が下がってしまい、代謝が悪くなってダルくなってしまう。
朝起きたら、まずコップ1杯の水を飲む。
水分を補給して、血液をサラサラに。
血流アゲアゲ体操
寝ている間に縮んでしまった筋肉と血管を伸ばし血流をアップする「血流アゲアゲ体操」のやり方は
(1)足を肩幅に開き、両手を上げ、手のひらを交差する
(2)体を真上に伸ばす
(3)息を吐きながら体を横に倒す
(4)反対側にも同じように倒す
(5)つぎに、体を前に倒す
(6)体を後ろに倒す
(7)体を3周まわす
(8)反対にも3周まわす
スポンサーリンク背筋を伸ばしかけ声を出して歩く
体の動きに1、2、1、2などと効果音をつけて歩くと、やる気が引き出せる。
フランスの実験では、何も言わずに跳ぶよりも「ジャンプ」と声を出して跳んだほうが平均6パーセント記録が伸びたという。
アメリカの実験で、背筋が縮こまった姿勢と伸ばした姿勢を比較したところ、決断力や積極性に関するテストステロンというホルモンが増加したという。
背筋を伸ばすことでストレスも減る。
いすに座っているときでも、もたれることができる場合は、背中を伸ばして背もたれに思いっきりもたれて首の後ろに手を当て、背筋を伸ばして1分間キープすると良い。
ボールペンや割りばしで口角を上げる
ボールペンや割りばしを、くちびるがくっつかないようにくわえる。
無理やりでも笑顔を作ると、脳が反応して楽しいと気持ちがあとからついてくる。
気持ちが落ち込んだときは階段を歩く
気持ちが落ち込んだときは、血液の流れが悪くなってしまう。
そのときに一番影響を受けるのが足だという。
重力の影響で、脚は血のめぐりが悪くなりやすい場所。足を積極的に動かすと、下半身の血を全身に送ることができる。
血のめぐりがよくなると、落ち込んでいた心も安定するという。
やる気ももどって、スッキリして集中できる。
夜眠れないときはトントントンで心を鎮める
両手の人差し指と中指と薬指の3本で、顔に優しく触れる
やさしくタッチで、一定のリズムで行うのがポイント。
顔は体のなかで一番血管や神経が豊富にあるところ。
顔を一定のリズムで触れることで、脳にリラックスする命令が伝わり、心が安定してよく眠れるようになる。