8月30日の「ガッテン!」のテーマは、たった1週間で若かったころのキレのあるカラダを取り戻す方法。
身体がすごく楽に動くようになるという、徳島大学の荒木秀夫教授が考案した「くねくね体操」が紹介された。
運動神経は常に通電させる
体じゅうのすべての筋肉は、運動神経のおかげで動くことができる。
体を動かすとき、まず脳が電気信号を発する。すると、秒速100mの速さで神経が信号を筋肉に伝える。
神経が脳からの司令をすばやく伝えることで、はじめて筋肉は正確に動くことができる。
たとえるなら脳は発電所、運動神経はその電気を筋肉まで通電させることが仕事。
すべての運動は、神経がどれだけきちっと通電するかで決まる。
まったく力を入れずに頭の中で筋肉トレーニングを想像すると、実際には筋肉が使えなくても筋力の低下が抑えられるという。
ギプスなどで固定されると筋力が落ちるのは当たり前だが、神経によって止めることができる。
神経にとってなによりも大切なことは、普段から通電しておくこと。
逆に通電していないと、体はどんどん動かなくなる。
運動神経を刺激すれば動ける体が手に入る
生きている運動神経の数は、加齢とともに減る。
運動神経が減ることは、その先の筋肉が減ることの大きな原因になる。
運動神経をしっかり刺激していると、減少を防ぐことができる。
スポンサーリンク胴体を刺激する「くの字体操」
神経の脳からの電動がよくなるくねくね体操は、日ごろ刺激していない体幹の運動神経を目覚めさせる。
ひとつめは「くの字体操」
イメージ的には、ひらがなの「く」を書くように行う。
そのやり方は
(1)まっすぐにたった状態から、腰だけ横に動かして体を「く」のようにする
(2)いったん頭を上げるようにして、反対に腰を動かす
胴体を曲げるよりも、横に横に動かす。
ポイントは、頭を固定して腰を左右に動かすこと。
鏡を見ながらやると、わかりやすい。
胴体を刺激する「Sの字体操」
肩を腰を、肩から先に平行移動させる。
(1)肩からはいって真横に動き、腰が後から追いかける
波打つように、肩でポンを押すように動いて、後から腰が追いかける。
がにがに体操
更に神経を刺激する「がにがに体操」によって、胴体だけでなく肩や腰も神経をつないでみる。
(1)両手を開いて軽く跳ね、左右のひざを交互に上げる
上げたひざが、ひじに当たるように行う。
それぞれ、1日10回程度ずつ行う。
コメント
この体操を広めるのはいいのですが、説明が間違いです
神経を刺激するのが重要なのではなく、筋肉をほぐす目的でやっています
ガッテンの説明はひどかったですね。
筋肉が柔らかいのを否定して神経だといってた。なんでも安易な説明に走りがちだけど、間違っていた。
筋肉の疲労をとって柔らかくして、筋紡錘が十全に働いて、脳に力が入っている入っていないのメリハリのある情報を脳と交換できるようにもっていくのが重要です。
姿勢制御は全身の筋肉が柔らかくゆるんでないとダメだということ。
耳にある三半規管や脳の前庭は頭部の姿勢制御しかできない。全身の姿勢制御は筋肉のセンサーを使うしかないから
橋口さん、コメントありがとうございます。
神経を刺激するよりも、筋肉をほぐすことが目的ということですか・・・。
がっちり筋肉がついていても、柔らかく保っておかないと身体に傷んだりするというのを思い出しました。
今回紹介された3つの運動だけでも、かなり筋肉をやわらかくゆるめておくことができそうなので、股関節の柔軟性とかにも良さそうながにがに体操を特に取り入れられるようにトライしてみます。