Eテレ「趣味どきっ!」の新シリーズ「体が硬い人のための柔軟講座」の、第1回は『あなたの硬いところを見つけよう』
どこが硬いのかわかれば、ストレッチすべきところがわかる。
フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんが重要な筋肉がある体の部位9か所をセレクト。まずは、その部分の柔軟性を3段階でチェックする。
肩の柔軟性のチェック
(1)右手を上に持ち上げ、肘から先を後ろに下げる
(2)左手を後ろから持ってくる
反動を使わずにゆっくりと3秒以上キープできる姿勢をとり、指先が軽く触れるか離れていても10センチ未満だと、適度な柔軟性。
両手の指先が10センチ以上離れているのは、柔軟性不足。両手が握れるほどの過剰な柔軟性は関節を傷める可能性がある。
胸の大胸筋の柔軟性のチェック
(1)壁に対して横向きに立ち、片手を後ろに伸ばして壁につける
手先のほうがから腕全体を無理なく壁につけられたら、柔軟性は適度。
壁から肩が離れてしまい、肘から上をつけることができないと柔軟性不足。
あくまで柔軟性のチェックなので、硬い人は無理に伸ばさない。
ももの内側の柔軟性チェック
ももの内側の股関節内転筋群の柔軟性のチェック方法は
(1)あぐらをかくように座り、左右の足の裏を合わせる
床から両ひざまでの高さが、握りこぶし1~2個分あくと適度な柔軟性。
スポンサーリンクお尻の筋肉の柔軟性チェック
(1)ふくらはぎを両手に持って胸の高さに引き寄せる
背筋を伸ばしたまま、床と平行になる高さまで無理なく上げられたら、適度な柔軟性。
反対側のふくらはぎも同じように持ってみる。
「今までより少し難しいポーズなのでできなくても自信を無くさないように」とのことだが、自分でチェックするとどうしても甘い判定になってしまうような・・・。
お酢を飲んでも筋肉は柔らかくならない
筋肉は伸びたり縮んだりしない。
筋節という一個一個の鎖が連なって筋線維ができている。柔軟性のない人は筋節の数が少ない。
柔軟性を上げるためには、筋節を増やすのが重要。
筋節を増やすには一つしか方法がなく、それが普段からストレッチをすること。
筋節が増える食べ物はなく、お酢を飲んでも体は柔らかくならない。
このあと、太ももの筋肉や腸腰筋などの柔軟性のチェックのしかたが紹介された。