7月29日の「世界一受けたい授業」で、科学的に元気になる方法が紹介。
教えてくれたのは、話題の本「科学的に元気になる方法集めました」の著者・明治大学の堀田秀吾先生。
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1日5回良いことをすると幸福度が高くなる
カリフォルニア大学の研究によると、献血・ゴミ拾いや席を譲ったり、毎週決まった曜日に5つのよいことを6週間にわたって続けたところ、幸福度が高くなったという実験結果があるとのこと。
リラックスしたいときは手をお湯につける
温かさを感じる温点は手の指に集中しているので、40℃のお湯に10分間手をつけるだけで、副交感神経を高めて気持ち良さやリラックス効果が得られる。
カクカクときたときは20分寝る
眠いのをガマンして起きているときにカクカクってきたりするのは、マイクロスリープという現象で、疲れた脳を休ませようという生理現象。
そういうときには、20分くらい寝ることで、脳がリフレッシュされる。
やる気を出すには「とにかくやり始める」
まずは行動する。
やりたくなくても行動することで、やる気物質ともいわれるドーパミンが分泌される。
小説家の村上春樹さんは、書くことが決まっていなくても毎日4~5時間は机に向かうという。
それによって、やる気のスイッチが入るのだと。
背筋をピンとするとストレスホルモンが減る
2分間背筋をピンと伸ばしたグループと猫背の姿勢をとったグループのストレスホルモン量を測定したハーバード大学の実験によると、猫背のグループはストレスホルモンが15パーセント増加したのに対し、背筋を伸ばしたグループは25パーセント減少したという。
他にも、背筋を伸ばすことで、積極性が増し自信を強く持つことができるなど、脳や身体におおきな影響を与える。
ボーッとすると良いアイディアがわく
ワシントン大学の研究によると、意識を集中させているときよりも、ボーッとしているときのほうが脳は約20倍も活発に働いている。
難しいことを考えているは、例えば前頭葉などの脳の一部が中心に働き、他の部分の働きが鈍くなる。
それに対して、ボーッとすると、脳の広い範囲が満遍なく働きさまざまな記憶や情報を整理してくれる。
1日3分間ほどボーッとするだけで、アイディアが生まれやすくなる。
何も考えずに外の景色を眺めてみたり、ゆっくりと歩いてみると、自然にボーッとできる。
楽しい動きをすると楽しくなってくる
沈んだ気分を上げるには、笑顔で楽しい動きをすると楽しくなってくる。
作り笑顔でも、脳が楽しいと感じることがある。
さらに、体を動かすことで、気分を明るくするセロトニンが分泌される。
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