7月27日の「ヒルナンデス!」で、90分で足が速くなる練習法が紹介。
体がグラグラしてしまう寺田心君、走るフォームがださいという鈴木梨央ちゃん、力が上に抜けてしまう小島瑠璃子さん、ベタベタベタという感じで走ってしまう八木真澄さんの4人がチャレンジ。
教えてくれたのは、TRACの大西正裕先生。足が速くなるためには3つの要素があるという。
【関連記事】
・ヒルナンデス!短距離走の手の握り方・スタート姿勢の作りかた
・ヒルナンデス!寺田心くんも挑戦 家でもできる逆上がりのトレーニング
足が遅い人に共通するベタ足
足が遅い人にありがちなのが、足の裏全体が地面につくベタ足。
ベタ足は、前に進む力を地面に逃がしてしまうという。
パンパンパンという動きをするように
最も大事なのは「姿勢」
走るときの姿勢は、地面に対して体が垂直であることが理想的。
体が垂直であるほど、足が前へ出て速く走れる。
お手玉をつかったトレーニング
姿勢を地面に対して垂直にするため、お手玉をつかったトレーニングが紹介。
そのやりかたは
(1)きをつけの姿勢から、つま先を2個分ひらく
(2)お手玉を頭の上に乗せる
(3)このお手玉が落ちないようにしゃがむ
(4)しゃがんだら、上から引っ張られるようにビヨーンと伸びて、ストンと落ちる
お手玉が落ちてしまったときは、できるまで繰り返し、感覚を身につける。
この姿勢が崩れないように、これ以降の練習を行う。
お手玉を落とさないように歩く
(1)お手玉を落とさないように、垂直姿勢で自然に歩く
姿勢をキープするこのトレーニングを5分間行う。
(2)正しい姿勢で歩けるようになったら、お手玉を外して、お手玉を頭に乗せたイメージで姿勢をキープし速く歩く
(3)さらに、もっと速く歩く
このとき前傾姿勢になってしまうと、足が出づらくなるのでベタ足になってしまう。
絶えず地面に垂直な姿勢を意識することが、足が速くなる近道だと。
「弾む」感覚を身につけるケンケンジャンプ
自分がボールになったように、弾む感覚で地面からの反発力を得る。
(1)自分の靴1足分で、輪っかを並べる
(2)ケンケンでジャンプしながら進む
弾むときは、地面からの反発力を得やすいように、着くほうの足のひざを曲げない。
垂直姿勢を意識しながら弾む。
「前進力」を鍛えるスキップ
スキップは、前に早く体を進める感覚が養える。
力が上に逃げてしまう走りかたの改善にも効果的。
(1)前に速く遠くへ進むスキップをする
ひざを素早く前に出すと、進む力がアップする。