4月20日の「ごごナマ」2時台は、「腰痛よ!さようなら」
東京大学附属病院の松平浩先生が、腰痛改善法として座ってできるものも含めて3つの体操を紹介してくれた。
これだけ腰痛体操
猫背などによって腰近くの背骨にかかっている、腰痛借金ともいえる負担を軽減する体操。
(1)足は肩幅よりやや広めに平行に開く
男性に多いが、足先が開かないようにする。キレイにそろえた靴をそのまま離す感じかな?
(2)骨盤にてのひらを当てる
(3)あごを引き、息を吐きながら、手のひらのはらで骨盤を前に押し出すようにして3秒間反らせる
ひざも曲げないようにする。
ただし、お尻から太ももにかけて痛みが出る場合は止める。
「腰を反らす」というと
のような動きになってしまうが、手は腰ではなく骨盤にしっかり当てて、手のひらで前に押し出す。
手のひらを骨盤にあてることで肩甲骨も開き、上もよい姿勢になる。
正しい動きで行えば、1回でもよい。
スポンサーリンク腰痛体幹体操
まずは、これだけ腰痛体操だけでよいが、腰痛借金を作ってしまうおそれのある背骨まわりのインナーマッスルを補強する体操が、腰痛体幹体操。
(1)床に両手両ひざをつけ、四つん這いの姿勢になる
(2)右腕を肩の高さに上げる
(3)左足も同じ高さに上げてまっすぐ伸ばし、10秒間保つ
あごは上げず、伸ばした腕と脚が水平になるように意識して行う。呼吸も止めずに行う。
反対側も同じように行う。
腰痛体操というより、ヨガやあるいは体幹トレーニングにもよさそうな体操。
いすに座って腰痛体操
ももの裏側が硬いと腰の負担になる。最後に会社などでもちょっとした時間にできる、ももの裏を伸ばすストレッチを教えてくれた。
(1)骨盤を立てて、イスに浅めに座る
(2)片方の足を真っ直ぐ前に伸ばし、かかとを立てる
足首はなるべく体側に反り返す。
(3)背筋を伸ばして胸を軽く張った状態で、股関節を中心にして前に倒していく
(4)ゆっくり戻す
反対側も同じように行う。
生番組で、MCの船越英一郎さん、美保純さん、あるいは阿部渉アナが何を話すか楽しみな人も多いと思うが、チラっと毒を吐く松平先生が新鮮で面白かった。
これだけ腰痛体操をやっているときに「腰が痛くなってきた」というゲストのなぎら健壱さんも、視聴者代表みたいでいい味だしてた感じ。
腰痛はないという人も、これだけ体操やると、次の日の階段の上りがすっごく楽になったりするので、原因を特定できていない腰痛でこの体操で痛みが出ない人は、イスから立ち上がってランチに行く前にでもやってみては?