4月12日の「ホンマでっか!?TV」
伊吹吾郎、水前寺清子、中村玉緒の3人が登場の「春の健康相談」は、腰痛について。
腰が痛くて困っているので、なんとかしたいという。
脳の絵を眺める
統合医療評論家の亀井眞樹先生によると、痛みのひどいときに脳の中の痛みを感じる部分だけが色の塗ってある絵をみる。
痛みがひどいということは、この色が塗ってあるところが大きくなっているようなイメージでまず絵を見る。
続いて、痛みをガマンしながら今度は小さくなっていくとイメージしていく。
今度は小さくなっていくんだとイメージしながら見る。
続けていると、一日のなかに痛みのすくない時間が現れてきて、4か月程度で痛みがほとんどなくなってくるという研究がある。
脳が痛いところを作り上げる
これは、アメリカの疼痛学会のマイケル・モスコヴィッツさんが開発した、現在も研究途上の方法という。
最初は、腰の痛みが原因で脳が痛いと認識するが、脳のほうが痛みを身体に投影させて、痛いところを勝手に作り上げるということがわかってきている。
痛みを感じる部分の神経活動度が、急性の痛みでは5パーセントほどだが、慢性になると15~20パーセントに上昇してしまう。
スポンサーリンクコルセットを巻かないと膝まで痛くなる
ひざ関節評論家の戸田佳孝先生によると、コルセットを巻かないで放っておくと膝まで悪くなってくる可能性がある。
腰痛持ちの人はひざを曲げて歩くクセがついていて、ひざを痛めやすい。
ひざを良くするためにも、コルセットを巻いて背筋はピンと伸ばしたほうがよい。
痛みは脳のクセなので、だますとやわらぐ
生物学評論家の池田清彦先生によると、「痛みは脳のクセ」
一回、脳に痛みの神経回路ができると、少しお刺激でも痛いと感じるようになってしまう。
それをだますと、痛みはかなり和らぐ。
こうすれば治るという方法を一つでも見つけておくと、ひどいときにそれをやることで結構治るという。
腰痛が強いときの寝る姿勢
戸田先生によると、腰痛が強いときは、頭を少し上げて、ひざの下に枕を置いて寝る。
腰が痛いときはまっすぐに寝るのがなかなかつらい。
あるいは、抱き枕をして、横向きに寝る。
赤ちゃんが子宮の中にいるようなポーズで寝ると、腰にかかる負担は少なくなる。
このほかに、好きな人の写真を見たり、手鏡と双眼鏡をつかったりする方法が紹介された。
横向き寝は、いびきにも良いので、抱き枕や横向き用の枕などの助けを借りて試してみると良いかも。