3月19日の「情熱大陸」は、フィジカルトレーナーの杉本龍勇さん。
プレミアリーグで活躍するサッカー岡崎慎司選手の足を速くした男として登場。
陸上界のトップアスリートとして自身が世界で学んだ経験を基に、現在の走りのメソッドを作り上げた杉本さんによると、1時間あれば、誰でも足が速くなるという。
股関節の開き
大きく開くことで歩幅が広くなり、前に進むエネルギーが大きくなる。
腕の振り
できるだけ高い位置で、前から横に手を振って、勢いよく後ろ手を合わせる。
肩の関節を柔らかくすることで、より大きく腕を振ることができるようになるという。
プロなら「やりかたが甘いんだよ」ということになるみたいだが、真似してやってみたが、全然できそうになく逆にケガしそう。
上下にも勢いよく手を振る。
体全体でエネルギーを生み出せるようになれば、早く走れる。
スポンサーリンク中臀筋のリフトアップ
お尻の両側についている中臀筋こそ、杉本さんが最も大切にしているところだという。
片脚立ちして、軸足の中臀筋だけを持ち上げる。
テレビで見ていてもなんだかわからないが、これができる日本選手はプロでもそういないそう。
中臀筋を強化すると軸足の曲がりが減り、その分エネルギーが直接地面に伝わる。すると地面からの反動で足が高く上がり、スピードが生まれる。
股関節の開き、腕の開き、中臀筋の3つのポイントを意識することで、誰でも走れるという。
子どもたちへの指導の様子はほんの一瞬だった。
腕を大きく前後に振ったり
背筋を伸ばして足を高く上げ、大きな歩幅で着地したりのトレーニングで、40m走のタイムが8人中7人がアップ。
このあとは大学での講義の様子や岡崎選手へ送る筋トレメニューを自ら実践して撮影させたり。
懸垂では、引き上げたときに頭が鉄棒より前になるように行っていた。
イギリスで杉本さんに岡崎選手が結構弱気なことを話していたのが印象的。「(他の選手の)才能をまじまじと見るとかなわねえなと思うし」「才能っていうかポテンシャルのある奴見ると、もう無理かなって思いますよね いつも」とか。
いつもギリギリのところで頑張っているのだとは思うが、こういう言葉を聞くとかえって岡崎選手を応援したくなる。
中臀筋のトレーニングは杉本流でなくてもYouTubeなどにも他の方法があるのでそっちを見てみることにして、子どもたちが行っていた手を大きく前後に動かすことと、背筋を伸ばして足を高く上げてから遠くに着地することはさっそく真似してやってみよう。
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