3月2日のNHK「ごごナマ」で、朝活としても人気のウォーキングが取り上げられた。
ウォーキング人口はなんと4000万人で、日本人が行うスポーツの第1位という。
朝ウォーキング
朝にウォーキングをすると、とてもいい効果があるという。
医師の友利新先生によると、朝の陽ざしを浴びるとセロトニンというホルモンが出る。
セロトニンは幸福ホルモンとも呼ばれるが、実は筋肉の質も良くしてくれることが最近わかってきたのだと。
なので、セロトニンを出しながら一番大きい太ももの筋肉を動かすというのは、アンチエイジングに一番よく、健康・美容に欠かせないことという。
また、姿勢を正しくして歩くと、同じ距離・同じ時間を歩いても、ぐっと効率が良くなる。
これまでに3万人にウォーキングの指導としてきたという高岡よしみさんが、美しい歩き方とその元となる正しい姿勢を教えてくれた。
体のゆがみチェック
まず、体のゆがみのセルフチェック。
・かばんを利き腕ばかりで持つ
・片足に重心をかけて立つ
・足を組んで座る
・横座り(お姉さん座り)をする
・寝転がったときにひじをつく
・スマホを1日2時間以上操作する
チェックした項目が3つ以上だと、体がゆがんでいる可能性が高い。
長い時間スマホを使用していると、肩が内側に入って、頭も下がる。この姿勢が長く続いていると、俗に「スマホ巻き肩」という、肩が内側に巻いたような状態になってくる。
スポンサーリンク30秒で正しい姿勢になれるエクササイズ
(1)指を組んで腕を高く上げる
上半身を上に伸ばすようなイメージで行う。頭は前に出ている人は、頭を起こす。
(2)この手を頭の後ろに持っていく
ひじを大きく横に張るようにする
(3)その手を体の横におろす
以上の動作で、上半身が少し上に伸びたような感じになったり、目線が高くなったような感じになるという。
(4)続いて、両肩を前から後ろに大きく回す
(5)いったん頭を天井に向けて、あごを床と平行に戻す
普段、姿勢が悪いと首が前に出がちになるが、こうすることによって、肩の上にしっかりと首が乗るという。
全体に体がすっきり伸びて、胸がちょっと開いたようなこの状態が良い姿勢。
ウォーキングのコツ
・両方の腕を後ろに引く
・足はかかとからつく
・後ろの足を伸ばすようにして歩く
美脚のための歩きかたとしては、頭の上から線で釣られているように、一本の線の上を歩くように歩くとよい。