2月15日の「ホンマでっか!?TV」で、『器具いらず!キレイな体を作るランキング』と題して、ボディビルのポージングが紹介。
ボディビルのポージングを利用すると、器具なしでもキレイな体を作ることができるという。
女性が気になる5つの部位のトレーニング方法を、骨格筋評論家・岡田隆先生が教えてくれた。
垂れたお尻を解消!「バックダブルバイセップス」
お尻をキュッと揚げるために大臀筋を鍛えることが多いが、それだけでは美尻は作れない。
お尻の大臀筋とハムストリングスの間の溝に脂肪が溜まると、お尻がキレイに見えなくなる。
溝の脂肪を取り、大臀筋とハムストリングスを少し盛り上げてメリハリを作るという。
そのポージングのやりかたは
(1)足を外側へひねる
(2)ひねったまま後ろへ蹴る
こうすると、力がグッと入る。
(3)腕を決める
手でお尻を触って確認すると力が入っているかわかりやすい。
力を入れて3秒キープし力を抜くのを、10回3セットを行う。
太い足首を解消する「サイドチェスト」
足首がしまっていて、上にきゅっと上がったキレイな足を作るには、腓腹筋の外側頭と内側頭に分けて考える。
内側頭の筋肉が弱いと内側がまっすぐになり棒みたいな脚になってしまう。外側頭の筋肉が大きすぎると、外側に膨らみO脚に見えてしまう。
内側頭の筋肉に力を入れることを覚えないと、キレイな脚にならない。
メリハリのあるキレイな脚に変身できるポージングのやり方は
(1)つま先をギュッと上げて、足の親指の付け根に体重を乗せる
(2)3秒キープして力を抜く動きをくり返す
タプタプな二の腕を解消!「サイドトライセップス」
二の腕の脂肪が取れにくいのは、その部分の筋肉をうまく使えていないからという。
二の腕の脂肪は、三角筋と上腕三頭筋の間に溜まりやすい。
腕の筋肉だけでなく、三角筋という肩の筋肉も一緒に鍛えるとキレイに見えやすくなる。
スッキリ二の腕を作るポージング「サイドトライセップス」のやり方は
(1)腕をまっすぐ下に伸ばして三頭筋にぐっと力を入れる
(2)反対の手を添えて後ろにグッと広げ、肩の力を入れる
ムチムチや太ももを解消する「フロントラットスプレッド」
太ももの内側は脚を曲げ伸ばす筋肉ではなくて、内側に閉じる筋肉・内転筋群が内側のラインを作っている。
内ももを鍛えるトレーニングをしないと、内側の太ももはキレイにならない。
キレイな太ももを作るポージング「フロントラットスプレッド」のやり方は
(1)足をまず広げて、内側に閉じるように力を入れる
締まりのなりウエストを解消!「アブドミナル&サイ」
おなかのまん中のラインが腹直筋というシックスパックを作る筋肉の溝。
この腹直筋の外側と外腹斜筋の内側の溝を鍛えると、縦線ができてキレイなウエストになる。
くびれてスッキリとしたウエストを作るポージング「アブドミナル&サイ」のやり方は
(1)片方の足を少し前について、しっかり土台をつくる
(2)頭の後ろに手を組み、息を吐きながらおなかを丸めていく
(3)体を少し傾ける
大きくひねると、ウエストの横の筋肉がついてくびれにくくなってしまうので、あまりひねり過ぎない。
3秒×10回を3セット行う。
このあと、このポージングにダレノガレ明美さんが挑戦。
普段から鍛えているので、筋肉の力の入り方が早い。
真似してやってみても、筋肉に力が入る感じがなかなかつかめないので、その分実際にできるようになったら、思った以上に効果もありそう。
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