12月10日のNHK BS「ランスマ」は、出張 教えて!金さん in 岡山。
立ち方、前傾姿勢を取るための腹筋の力の入れ方、スマホでのフォームの撮りかたなどを教えてくれた。
緊張のほぐすにはもっと力を入れる
緊張でスタート字に息が上がるというお悩みに、金哲彦さんが回答。
息が上がっているということは相当ガチガチになっている。力んでいるというのは中途半端に力が入っている。
ほぐすには、もっと力を入れてあげる。具体的には
(1)全身に力を8秒入れ、一気に抜く
これを3回繰り返すと、体から余計な力を抜くことができて緊張もほぐせるという。
マラソンって、練習やってくれば同じことをやればいい。やってきたことを振り返って、ひとつでも不安を無くしていくとも。
給水所の水を走りながら飲めない
完全に脚を止めないと飲み込めないという悩みに、金さんは、コップ持っていきなり飲もうとしてもむせると回答。
給水所で水を取ったら、飲む前に1回深呼吸して、そのあと吸った息を止めて飲む。
そしてまた深呼吸して、吸った息を止めて飲むとむせにくいそう。
正しいフォームの基本は立ちかた
体の重心がぶれずにしっかり立たないと、走ったときの左右のバランスがくずれてしまう。
(1)脚を腰幅に開き平行に
このとき、体重も均等にかける。
(2)おへそを正面から床に向けるように意識する
そうすると、骨盤が立ち、背筋も伸びる。
スポンサーリンク肩甲骨を使って、骨盤と連動させる
肩を動かすのではなく、肩甲骨を動かす。
肩を下げて肩甲骨を動かすと、骨盤が動く。
肩の力の抜き方
(1)二人一組になって、肩幅より大きく開いたパートナーの脚(の横)に背中を当てて、両肩を押してもらって体重をかけてもらう
(2)その力を肩で押し返したり戻したりすることで、肩の力が抜ける
肩甲骨を動かす
(1)てのひらは前に向けてパーに開いて、(脇を開いて)両腕をゆっくり上げ下げする
パートナーに肩甲骨の間を触ってもらうと意識しやすい。
おなかの筋肉をつかった前傾姿勢のとりかた
前傾姿勢のときは、おなかの筋肉を自然と使う。
おへその指3本分下にある丹田を意識する。
丹田でげんこつを押し返すイメージを持つと、おなかに力が入り前傾姿勢を保てる。
丹田に力を入れ、体に軸ができたように感じられたらOK。
「りさっちのように楽しく走りたい」という質問に、高樹リサさんは「走れないこともあるという気持ちをちょこっと持って走っている」と笑顔で回答していたのが、とても奥深い。