11月22日のたけしの健康エンターテインメント「みんなの家庭の医学」で、筋肉若返りホルモンが特集。
どうすれば、たくさん出すことができるのか?
解説してくれるのは、市原淳弘先生。
筋肉若返りホルモンとは
筋肉若返りホルモンは、肝臓から出るIGF-1 という成長ホルモンの一種で、筋肉の成長を効果的に促進してくれる。
運動しても筋肉若返りホルモンが出るとは限らない?
市原先生によると、ただ運動していればよいというわけでもないそう。
筋肉若返りホルモンを上手にに出せずに、体を動かしたり運動しても損している人がいるという。
普段から早歩きしたり、毎日しっかり掃除をしたりして体を動かしている60代の女性5人を調査したところ、実年齢よりも脚の筋肉が衰えている人が、なんと4人も。
IGF-1 の量を測ってみると、4人とも基準値以下。唯一30代の筋肉という女性は基準値を余裕でクリア。
いったい、なぜこれほど差が出てしまうのか?
運動すると筋肉は伸びたり縮んだりして、これを繰り返すと筋肉の線維が少し大きくなる。
ただ健康寿命を延ばすにはこれだけでは十分ではない。IGF-1が筋肉に付着しその状態で運動してはじめて、筋肉はより太く成長するだという。
IGF-1が多く出る食べ方はゆっくり食べる
早く食べるより、少しずつゆっくり食べる。
食事にかける時間が長いほど、IGF-1は多く分泌されるが、それには血糖値が大きく関係している。
血液中の糖分が増えると、この糖分がIGF-1の分泌を邪魔してIGF-1が出にくくなる。
早食いは、血糖値スパイクだけでなく、筋肉の成長にもよくないとはかなりびっくり。
スポンサーリンクIGF-1の分泌を促すアルギニン
食べ方ともうひとつ重要なのが、何を食べるか。
IGF-1の分泌を促す栄養素はアルギニン。
アルギニンが腸で吸収されると、脳が刺激され、IGF-1を分泌するよう指令が出る。
1日5gのアルギニンが必要という。
アルギニン食材をちょい足し
続いて、いつものおかずにちょい足しすると、アルギニンを摂取できる食材が紹介。
・油揚げ・・・1枚でも約0.4g。
・卵・・・1個で約0.5g。
・豆腐・・・1丁で約1.3g。
・かつお節・・・小分けパック2つで約0.5g。
・のり・・・全型4枚で約0.3g。
・ごま・・・大さじ3杯で約0.8g。
番組で1週間のちょい足し生活とゆっくり食べることを実践した女性は、1週間でもIGF-1が基準値をクリア。
特に目新しい食材もないが、再度確認の上、血糖値を上げないようゆっくり食べることを意識して続けていこう。
アルギニンサプリにどんなのがあるのか?
アルギニンサプリもちょっと調べてみたら、精力剤ばかりでてきたが、健康に自信を持ちたい。ドクターズチョイス L-アルギニン5000プラス にはプロレスラーが!
スポーツでも種目ごとにドーピングになったりならなかったりするんだろうな。
1袋で5000mgとあるから5gか。さすがサプリ。しかし、あんまりじっと見ると衝動買いしてしまうから、よく見るのは頭を冷やしてからにしよう。