11月19日のNHK Eテレ「チョイス」は、ひざの痛みについて。
変形性膝関節症の治療方法や、痛みを和らげる運動などが紹介。
解説してくれたのは、高知大学の池内昌彦先生。
50歳以上の2人に1人が変形性ひざ関節症
50歳以上の日本人の二人に一人が、変形性ひざ関節症という。
加齢、筋力の低下、O脚、肥満などによって軟骨がすり減ってしまうのが原因という。
軟骨の削りかすを滑膜が異物と判断してしまい、ひざに水がたまってしまったりもする。
骨切り術や、人工関節置換術といった手術が紹介されたが、どんな治療法があるのかを医者によく聞くこと、年のせいにせずに早めに受診することが大切。
変形性膝関節症であることがわかったら、筋力をつけ、肥満にならないようにする。
池内先生のおすすめの運動は、ウォーキング、それが辛ければ水中ウォーキング。
自転車こぎも良いが、ジムなどになる固定式自転車だと負荷をかけられるのでより良い。
自宅でできる!痛みを和らげられる運動
脚上げ運動
(1)仰向けになり、片ひざを立てる
(2)もう片方の脚はまっすぐ伸ばし、つま先を天井に向ける
(3)伸ばしたほうの脚を10~20センチ程度上げ、5秒間静止
(4)ゆっくり下ろす
ふとももの前側にある、大腿四頭筋を鍛えることができる。
スポンサーリンク横上げ運動
(1)横向きになって寝て、床側の脚を曲げて、もう片方の脚をまっすぐ伸ばす
(2)伸ばした脚を10~20センチ程度上げ、5秒間静止
(3)ゆっくり下ろす
太ももの外側にある、外転筋を鍛えることができる
どちらも、1日に片脚10回ずつ、できる方は20回ずつ行う。
ボールはさみ運動
(1)ボールを太ももの間でぎゅっとはさみ5秒間静止
(2)5秒たったら力を抜く
太ももの内側になる、内転筋を鍛えることができる。
これも1日10回を目安に行う。
ひざが痛む場合は、年のせいにせずに医者にかかることと、筋肉をきたえてひざの負担にならないように体重を落とすことが大事。
プロテオグリカンについては、
・みんなの家庭の医学 ひざ若返り物質プロテオグリカンを増やしてひざ痛改善
ひざ痛改善体操については、
・金スマ 10/21 カリスマ医師・銅冶英雄の驚異のひざ痛改善法
もご参考に。