10月26日の日本テレビ系「ヒルナンデス!」
東京のど真ん中の裏道を歩く企画で立寄ったランニング教室で、まちがった走り方やウォーキングの仕方が紹介された。
すぐに気をつけられることでもある一方で、そうかなぁ?とも思うが、まずは忘れずにインプットできるようにメモ。
腕は振らなくて良い
ランナーに特に人気の高い、皇居の周回ランニングコース。そんな皇居近く、千代田区平河町の「Japan マラソンクラブ」の牧野仁さんによると、こどものころから習ってきた走り方に、根本的に間違いがあるという。
人って、腕を振ってしまうが、腕は振らなくて良い。
腕を振ると腕だけを振ってしまい、そこが腕振りの一番陥りやすいところ。
手ではなく体で振る。体が振れると腕も一緒に振れるということ。無理に腕を振らずに、肩甲骨と股関節をまわす。
代表的なのは、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん。
そういえば、Qちゃんの動画で、腕振りヘタなので見本にはならないみたいに聞いた記憶があるが、体を左右に回転させる走りは、牧野さんによると理に適っている。
辛くなったからといって、腕をいっぱい振って走ると、かえって遅くなるそう。

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コツがわかる本 牧野仁 メイツ出版発行年月:2010年11月 ページ数:128p サイズ:単行本 ISBN:9784780408881 牧野仁(マキノヒトシ) 1967年、東京生まれ。一般ランナーを完走に導く「マラソン完走請負人」。コンディショニングトレーナーとして活躍後、ランニングをより多くの人に楽しんでもらうために2006年「Japanマラソンクラブ」を発足(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) フォームを極めるには低強度から始める/クロスウォーキングで脚の運びを最短距離にする/マリオネットウォーキングで股関節を引き上げる/モデルウォーキングで骨盤を使って脚を出す/
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ランニングもウォーキングも気をつけをして姿勢を正す
ランニングにもウォーキングにも共通するコツとして、ある実験がされた。
まず、部屋の中でよいので、スタートとゴールを決め、2通りの方法で歩き、何歩で到達するか歩数を計る。
一つ目の方法は、軽く屈伸して、ゆっくり体を起こしてから歩く。
もう一つの方法は、ビシっと気をつけをしてから歩く。
気をつけをしただけで、歩数が減る。
実は、屈伸はその結果猫背に、気をつけは背筋が伸びた状態になる。
姿勢を正すと、体から前に行ってくれて、自然と歩幅がでてくる。
腕振りも、結果的に手が前に出ていると猫背になる。
たしかに、腕は後ろに引くことが大事とよく言われるし、姿勢を正したほうが、地面からの反発力をもらいやすいのは間違いない。