10月4日のNHK Eテレ「すイエんサー」は、クロールで25メートル泳げるようになりた~い!の前後編をまとめたスペシャル。
息継ぎしたら沈んちゃうという、すイエんサーガールズの岡田帆乃佳、其原有沙が、水に浮いたり、かいたりするコツや息継ぎのコツを体得して、25メートルに挑戦。
モデルポーズで体を水平に
下半身が沈んだ状態では、水の抵抗を受ける面積が大きく、泳ぎづらくなってしまう。
モデルのように、両腕を伸ばして、体を反らし、上げた腕より顔を前に出すと、体を水平に保つことができる。
人間の肺は浮き袋になるから、上半身が浮いて下半身が沈みやすい。両腕を伸ばすとバランスが取れて、体が水平になる。
水の中で頭を上げてしまうと、体が起き上がって下半身が下がってしまう。水平を保つために、顔を前に出すイメージで頭を下げる。
バタ足は静かにゆらゆら足
バシャバシャ蹴っているのは、水面の空気を蹴っている。水面の空気を蹴っても疲れるだけ。
初心者にとってバタ足は、進むためより、浮くために意味がある。
バタ足は、静かにゆらゆらやるのが良い。
スポンサーリンク遠くのものを取るように水をかく
水のかき方は、腕だけでなく、体ごとひねって大きく腕を回す。
人間の体の構造上後ろに回すのは難しいが、大きく回すことによってスムーズに回る。
遠くのものを取るようにすると、自然と体をひねることができるから、回転がスムーズになる。
息継ぎははきつぎで、リズム良く
25メートル泳ぐためには、息継ぎは絶対必要。どうすればよい?
しっかりはけば、たくさん吸えて苦しくならない。しっかり息をはく「はきつぎ」をする。
しかし、はきつぎをしているのに息が苦しくなってしまうという。
リズムを調える鼻歌息つぎ
息つぎは、はくのが苦しくなってからするのではなく、リズムよくやる。
初心者には、「はいて」「はいて」「はいて」「吸う」がおすすめ。
そして、はくときは鼻だけ。顔が横になる3拍目と4拍目の間の息を吸う直前まで、鼻から長めに息を出せば、水が鼻に入らないから鼻ツゥーンも防げる。
リズムよく鼻から息を出すには鼻歌。チューリップのような誰でも知っている歌で鼻歌息づきをする。
初めは7~10メートルした泳げなかったすイエんサーガールズは、2人とも見事に25メートルを泳ぎきった!すごい。
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