10月1日のTBS「サタデープラス」で、フォーリンラブのバービーさんがお腹とお尻のたるみ改善運動に挑戦。
教えてくれるのは、Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長・中村格子医師。
肥満の指標であるBMIが25以上の日本人は3割にも満たず、太っていると思っている人の多くはたるんでいるだけ。
食事制限などのダイエットでは、たるみに効果はなし。痩せるのではなく、重力に抗する姿勢を作る筋肉(抗重力筋)をしっかり作っていくという。
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抗重力筋とは
抗重力筋は、脊柱起立筋、腹直筋、大臀筋、大腿四頭筋、腿三頭筋。
お腹や背中まわりを中心とした筋肉で、重力に逆らい立つために必要な筋肉。
この筋力が弱まると、姿勢が悪くなり、その結果たるみにつながる。
アップ運動
お腹と背中まわりの抗重力筋を鍛えて、おなかのたるみを重点的に改善する。
(1)両方のかかとをつけて足を60度くらいに開く
(2)手はてのひらをつけて、まっすぐ頭の上に
(3)両方のかかとが離れないようにして背伸びを行い5秒間キープ
(4)かかとを下ろす
おなかと背中の筋肉を意識して、重力と反対向きに引っ張られるようにまっすぐ上に伸びることがポイント。
背中を反り過ぎるとお腹が前に出てしまって、バランスをとりにくくなる。体力に自信のない場合は壁にもたれるようにしてもOK。
ダウン運動
お尻の筋肉・大臀筋を鍛えて、お尻のたるみを重点的に改善する。
(1)足を肩幅より広めに開いて、つま先を30度くらい外側にむける
(2)ひざが内側に入らないようにゆっくりと曲げていって、ゆっくりを上げる
太ももを下げたときに、膝が内側に入ると効果がでないので注意。
(3)5回繰り返すが、5回目は下でストップしたらその状態で小刻みにアップダウンさせる。
1週間でウエストマイナス7センチ
1週間、食事制限はなしに、たるみ改善運動を続けたバービーのウエストは90センチから83センチに7センチダウン。お尻まわりは108センチから106センチに減るとともにヒップ高がプラス0.5センチ。
一般モニター3名も、全員ウエストマイナス3センチ。
胴体をしっかりとまっすぐに立てる筋肉が、きゅっと引き締まり、内臓があるべき位置に移動してお腹が引き締まったと、中村先生。

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一番効果的なのは朝
寝起きは、抗重力筋も休んでいるから、朝一に刺激するのが効果的とのこと。
サタデープラスだけでなく、テレビをみながらでもできる簡単で、たるんでいないという人も姿勢をよくできそうなので、明日からと言わずきょう今からでもさっそく始めましょう。