9月18日のTBS系「この差って何ですか?」は体の悩み&気になる病気の差を全部解消SPで、朝ジョギングする人と夜ジョギングする人では、どちらがダイエット効果が高いかを検証。以前の放送を見損なったのでラッキー。
ダイエットや健康管理のためにおよそ1000万人が走っているという。
いつ走っているかを調査したところ、朝とこたえた人は34パーセント、夜とこたえた人は49パーセントだったが、どちらがよりダイエットに効果的か番組で実験。
朝7時と夜7時で比較
20代から40代までの男女8人の、実験前に体重と体脂肪率を計測。
朝食前の朝7時に走る朝ジョギングチームと、夕食前の夜7時に走る夜ジョギングチームに分かれて、食事は朝、昼、晩、全員同じ弁当で、毎日30分1週間走って比較。
ダイエットのためにはゆっくり走る
日本体育大学の岡田隆准教授によると、ゆっくり走ったほうが体脂肪をエネルギーとして使う。
脂肪を燃焼するには酸素が必要なので、うまく酸素が取り込める会話ができるスピードで走るほうがよい。
スポンサーリンク20分を越えると効率よく脂肪を使ってくれる
走り始めて20分以上になると、体温が上昇し脂肪が燃焼し始めるので、20分以上走りつづけなければならないとのこと。
朝チームは1週間でマイナス2.7キロ
朝走ったチームは、なんと1週間で平均2.7キロ減。夜走ったチームは平均2.1キロ減。
0.6キロではあるが、朝走ったほうがより体重が減るという結果に。
体脂肪率は、朝走ったチームが平均マイナス2.0パーセント、夜走ったチームは平均マイナス0.7パーセントと、朝のほうが3倍も多く減るという結果に。
空腹で血糖値の低いと、体内の脂肪が燃焼しやすい
朝ジョギングをするときは、空腹で血糖値が低いので、痩せやすい状態になっている。
そもそも人間は運動するときに、糖分と脂肪を燃焼するが、まず先に糖分を燃焼させて、糖分が少なくなったら脂肪を燃焼していく。
朝は朝食前でなにも食べていないので、体内に糖分がほとんどなく、そのためにすぐに脂肪が燃焼しはじめる。
一方、夜は朝食や昼食などを摂った分体内に糖分が多くあるので、なかなか脂肪が燃焼されない。
今回の実験と異なり、夜夕食後に走ったとしても、さらに糖分が増えているので、余計に脂肪は燃焼しづらくなる。