7月30日のNHK総合テレビ「指原ペディア(さしペディア)」は、オリンピックを筋肉で検索せよ。
バルセロナ五輪の金メダリスト、岩崎恭子さんと古賀稔彦さんが登場し、金メダルと筋肉の秘密を教えてくれた。
五輪強化合宿ではじめて筋トレ
岩崎恭子さんは、オリンピック強化合宿の3ヶ月ではじめて筋力トレーニングを取り入れたという。
三角筋や上腕二頭筋などの肩まわりの筋肉が急激に発達し、体重も2キロほど増えたという。
筋肉はいつ鍛えても同じように増えるわけではなく、14~16歳が一番筋肉が発達しやすい。リオ五輪の池江璃花子選手もその世代。岩崎恭子さんも注目しているという。
続いて、古賀選手が柔道で大事な筋肉について語る。
柔道は下半身で相手を持ち上げて投げるので、大臀筋やハムストリングスなどの下半身の筋肉が大切だが、古賀さんが注目するのは足の指。
足の指につながる筋肉の足底筋群が発達すると、普通はへこんでいる土踏まずがもこっと膨らんだ状態になる。
この筋肉のおかげで足の指のふんばりが強くなり、技をしっかりかけられるという。
筋肉をみてどんな競技の選手かと当てるクイズに続いて、金メダリストが教える簡単筋トレ。
古賀流グーチョキパー体操
姿勢を良くしたり、転びそうになる人にもお勧めの体操。
両足の指で、グー、チョキ、パーを繰り返す。
グーは、足の指全体を丸める。
チョキは、親指だけを反る。
パーは、指全体を広げる。
さっしーじゃないけど、たしかに足の指が攣りそうになる。
最初はできなくても大丈夫ということだけれども、練習すればできるようになるのかな?
10回1セットで、一日3セット行うのがよいそう。
スポンサーリンク岩崎流手押し相撲トレーニング
岩崎恭子さんが教えてくれるのは、二の腕が引き締まるという、手押し相撲トレーニング。二の腕の後ろ側の、上腕三頭筋を鍛える。
(1)2人で向かい合って手を合わせる
(2)相手を強く押す
押されても足が動かないように踏ん張ることがポイント。体幹も鍛えられるそう。
室伏重信が室伏広治の筋肉の極意を
ちょっと立ち幅跳びをしてみたら世界記録越えの室伏広治。最強の筋肉の極意を父・室伏重信さんが語る。
室伏広治選手が小学校のときにやったスポーツは、ゴルフ、テニス、野球、少林寺拳法など。
いろんなスポーツに挑戦して運動の感覚を広げたという。
筋肉を操る運動神経が発達するのは、7歳から9歳にかけてがピーク。このときに運動神経を徹底的に鍛えたことが最強の筋肉を生むきっかけになったという。
ただ、筋肉は量よりも使い方が重要。ハンマー投げの4回転投げは、最初は力が強くてゆっくりな筋肉を使い、自分の角度を変えていきながらもう少しはやい筋肉を使っていくという。
一回転ごとに筋肉の使い方を変えているそう。
私たちにはなかなか理解することすら難しそうだが、9歳までなら運動神経を鍛える余地が広いということは確実なよう。
リオ五輪を見ながら、古賀流グーチョキパー体操をしてみようかな。