5月28日の日本テレビ系「世界一受けたい授業」
この習慣がある人は、女性で5.6年、男性で6.2年寿命が長いというデンマークでの研究結果があるジョギング。
ジョギングの習慣があると、中性脂肪が低下したり、ストレス解消につながる。
ロサンゼルス五輪マラソン代表・増田明美さんが、ジョギング術を教えてくれる。
ジョギングよりも、まず普段の生活で運動の意識をもつ
ジョギングの前に増田先生が知ってほしいというのが、フィジカルアクティビティ(身体活動)。
フィジカルアクティビティは、スポーツなどの運動と生活活動にわけられる。
10年前と比べて1割も減っているという、フィジカルアクティビティを増やすためには普段の生活での工夫が大切。
・本を読むならソファよりいす
いすによりかからずに背筋を伸ばす。こうすることによって腹筋と背筋を同時につかうことになり、おなかも引き締まる。
・電話をするときは、座ったままでなく立つ
立つことは、消費カロリーアップの基本。さらに、立つと自然に歩きたくなるのがよい。
・拭き掃除のときは、モップではなく雑巾を膝をつかずに中腰で
雑巾がけは、家事の中ではもっとも効果の高いフィジカルアクティビティ。からだの中でもっとも大きな筋肉であるふとももの筋肉を増やすこともできるので、基礎代謝量が上がる。体温が上がってくるので免疫力もあがる。
・散歩のときは、歩幅を広くする。
ひじに角度をつけて引くようにして、忘れ物をしたときに急いで取りにいく感じで、大股でウォーキング。
大切なのは、日々の生活で運動の意識をもつこと。
疲れがたまらない楽しくできるジョギング術
(1)ジョギング前に両手を上げる
(2)おへそが斜め上からひっぱられているイメージで、スキップしてから走る。
・ひじの角度を90度にして、後ろに大きく引く
・ベストな速さは、おしゃべりができるくらいのスピード
おしゃべりできるスピードのときは乳酸値はほとんど増えないが、ちょうどおしゃべりができなくなるとき、同時に乳酸値も高くなってくる。
ぎりぎりおしゃべりできるスピードならば疲れが溜まりにくく、脂肪も燃焼されるのでシェイプアップのためにもよい。
・三日坊主にならないためにも、最初の5分が重要
。ジョギングは体重の3倍の負荷が足にかかる。足がきつい上に最初の5分は酸素不足になるため、とくに苦しく感じる。
しかし、時間が経つにつれて身体がだんだん慣れてくると、取り込める酸素の量が増えてきて、およそ5分走ると酸素不足は解消される。
最初の5分を我慢すれば、あとは楽に走れるようになる。
・疲れたときや、もうひと踏ん張りしたいときは、とにかく息を吐く
吐くと自然に吸えるし、乳酸も消えていくのだそうだ。
走っていると疲れるからと、いきなりスピードを上げてしんどくなってやめてしまうのは、酸素を取り込めていないのに一気に負荷をかけてしまったせいもあるのかな?
それにしても、川田裕美アナ、スキップできないのに健気に挑戦していてすばらしかった。本当はやりたくなかっただろうなぁ。