NHK Eテレ きょうの健康5月5日こどもの日の放送分は、血管の老化を防ぐ!「予防最前線」。
最前線といえども運動が大切。
解説してくれたのは、東京医科大学の山科章先生。
血管の内皮細胞の機能を保つ
山科先生によると、血管の内側にある内皮細胞が障害されて動脈硬化が起こり進んでいくので、この内皮細胞の機能を保つことが大事。
急激な血液の流れがあると、一酸化窒素が血管を拡張させるのによい働きをするのだそうだ。
たばこを吸ったり、血糖が高くなると内皮細胞に障害をおこし血管を広がりにくくする。
内皮機能を改善する運動
アセチルコリンという薬を投与し、3ヶ月運動すると運動前に比べて内皮機能が倍くらい改善したというデータが紹介。
では、実際にどんな運動をすればよいのか?
激しい運動は、逆に内皮機能を低下させるので避けるので、ほどほどの運動を続ける。
時間としては、1日に30分以上(朝、昼、晩に10分ずつに分けてもよい)
1週間に180分以上。
はや歩き、スロージョギング、社交ダンス、水泳、サイクリング、ベンチステップなどが具体例として挙げられていました。
スポンサーリンクベンチステップのやりかた
続いて、ベンチステップのやりかたが紹介。
カタカナだとよくわからないですが、小学校や中学校などでやった踏み台昇降運動のようなもの。
高さ15センチほどのベンチステップという台を用意。
ひざや腰が痛くなったらやめることと、心臓が悪い人は主治医に相談してからするようにとのことなのでご注意を。
(1)右足から1、2でベンチプレスに上がり、3、4で右足から降りる。
これを何回も繰り返す。
(2)続いて、左足から1,2でベンチプレスに上がり、3、4で左足から降りる。
これを何回も繰り返す。
ベンチプレスがあれば便利かもしれないですが、15センチ程度の台があれば代用できるので、朝は朝ドラ、昼はひるおび!などテレビを見ながらでも簡単にできそうですね。
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