NHK Eテレ「すイエんサー」で、『夢のカーブはこの投げ方で』と題してボウリングのボールの投げ方が紹介された。
昔、あるテレビ番組のコーナーの「須田佳代子のワンポイントレッスン」で、握手するように投げるというのを真似して投げ始めて、多少はフックするようになったが、もっと曲がるカーブの投げ方が解き明かされた。
結論からいうと、両手で投げるということだが、こまかなポイントを確認しておこう。
カーブはストライクをとるには必要な技
カーブはかっこいいだけでなく、ストライクをとるには必要な技。
まん中のピンに真っ直ぐボールが当たると、倒れるのはボールが通過するところだけになりがち。
カーブをかけて1番ピンと3番ピンの間から斜めにボールが当たると、倒れたピンが次々と他のピンを倒してくれてストライクになりやすい。
握手するようにして、親指を先を抜く
ボールを離すときに、手のひらを上に向けるのではなく、握手の形にして投げる。
さらに、親指だけを、中指や薬指よりも先に抜く。
握手の形でボールを左回転させるために、中指と薬指で上方向に力をかける。
初心者が親指だけを先に抜くのは非常にむずかしいが、最初から親指を抜いて投げようとすると、投げる前にボールを落としてしまう。
両手投げ
握手の形で親指を抜いて投げてもボールを落とさずに投げられる投法が、両手投げ。
そのやりかたは
(1)親指を抜いた状態でボールをもつ
(2)反対の手でボールを支える
(3)ボールの勢いを強くするために、前傾姿勢をとって助走する
(4)握手の形で中指と薬指を使って(右投げの場合は)左回転をかける
両手でボールを持つので片手よりも重いボールを持つことができ、破壊力も上がる。
両手投げはコントロールが一段とむずかしそうだが、カーブでストライクが取れると面白そう。
ただし、両手で投げていると他人の目線が気になりそうなので、コソ連するのは難しいかな。友達といっしょに行ったときに、試してみよう。