9月27日の「ソレダメ!」で、腰痛・肩こり、さらにはダイエットやゴルフにも効果があるという簡単体操「骨ストレッチ」が紹介された。
教えてくれたのは、スポーツケアトレーナーの松村卓先生。
・ソレダメ!口臭予防に、マウスウォッシュはノンアルコール、タブレット菓子より昆布菓子
骨ストレッチとは
通常のストレッチは筋肉に働きかけるが、骨ストレッチは骨にアプローチするストレッチ。
中心にある骨格を滑らかに動かすことで、体の中心から緩ませてバランスを取るというのが、骨ストレッチの特徴という。
骨ストレッチ基本のポーズ
これが効果を左右するという、骨ストレッチの基本のポーズは
(1)右手の親指と小指をくっつける
(2)左手の親指と小指で、右手首にある骨をつかむ
ポイントは、親指と小指が触れるだけ。押さえる手も、骨に優しく触れるだけ。
右手の親指にグッと力を入れて背泳するように腕をぐるぐる回すと、重くまわしにくい。
それに対して、小指側をちょっと握って(折って)同じように回すと、このほうが楽にまわる。
野球やゴルフ、テニスなどで小指を絡ませろというのは、力が出やすいから。
小指をアクセルと位置付けて、親指をブレーキと位置付けて、これをつなげることによって力の入りようのないニュートラルポジションをつくれるという。
肩こりに効果的なストレッチ
肩こりチェックの方法として、腕を後ろ回しにまわす。
肩こりの人は筋肉が固まっているので、腕を後ろに回すと、腕が耳から離れる。
肩こりに効果的な骨ストレッチのやりかたは
(1)肩幅に足を広げる
(2)右手のひじの角度を90度にする
(3)右手の親指と小指をくっつけ、左手の親指と小指で手首の骨をつかむ
(4)顔はまっすぐで、笑顔で後方に引く
笑顔だと筋肉が緩みやすい。
いったん前に戻しながら、後方に7回引く。
たしかに、だんだんより後ろに回りやすくなるような感じがする。
左側も同じように、後ろに7回引く。
その日によって凝り具合も変わるので、回数はその都度変えるとよい。
腰痛に効果的なストレッチ
まず、立位体前屈でどれくらい曲がるかを確認する。
(1)イスにすわり、両足を肩幅にひらいて軽く前に出す
ひざはピンと伸ばさずに、少し緩める。
(2)基本ポーズをとり、左手のつかんでる手で前に7回引っ張る
笑顔で行う。
手を反対にして、同じように7回引っ張る。
立位体前屈はほとんど変わらないが、肩はすごく回しやすくなった感じがするので、肩甲骨まわりを柔らかくするためにもしばらく続けてみよう。
【関連記事】
・ソレダメ!骨ストレッチ第2弾 腰痛・肩こり・首こり・猫背にも
・教えてもらう前と後 肩甲骨周りを柔らかくする骨ストレッチ
コメント
[…] […]