3月28日の「予約殺到!スゴ腕の専門外来SP」で、肩こりのようであるが、首の後ろ側が痛くなる病態が紹介。
実際に首がこるので、整形外科医の石井賢先生は「首こり」と呼び、現在病のひとつだという。
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首こりは頚椎症にも
通常の肩こりは筋肉の疲労や炎症などで起こるが、首こりは首を支える骨のバランスが崩れ痛みが発生。
この首こりには思わぬ大きな病気が潜んでいる可能性があり、放置しておくと頚椎症になってしまう危険がある。
そもそも頸椎は7kgもある頭を支える役割を果たしていて、中には運動神経や感覚神経などが通る脊髄、骨と骨の間には腕の神経につながる神経根と呼ばれるものがある。
病にかかると骨などが変形し、骨と骨の隙間が狭まり、神経根や脊髄を圧迫し、しびれや痛みを引き起こす。
その原因は、加齢によるものだけでなく、パソコンやスマホの普及による不自然な姿勢での作業で若年化してきているという。
首こり(頚椎症)と肩こりの見分け方
(1)片手を前に出し、しっかりとグーパーを10秒間に何回できるかを測る
20回以上できれば正常。
20回いかない場合は、何かしら首に異常がある。10回以下の場合は重度の頚椎症の危険性があるという。
首こり・肩こり改善体操
続いて、自宅で簡単にできるエクササイズを教えてくれた。
(1)手のひらを下にして手を前に出す
(2)意識を肩甲骨に持っていって、脇を90度に保ちながら、肩甲骨の後ろ側を寄せるようにして腕を水平に引く
(3)ゆっくりと手を前に戻す
これを2~3分繰り返すことを、一日数回行う。
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