10月25日のNHK Eテレ「すイエんサー」のテーマは『鬼ごっこでとことん逃げ切りた~い!」
どうやったら、もう少し長く逃げられるかを、鬼ごっこに詳しい鬼ごっこ協会の羽崎貴雄さんが教えてくれた。
鬼を見ないで逃げてはダメ
鬼ごっこで最もやってはいけないことは、鬼を見ないで逃げること。
羽崎さんによると、鬼ごっこをしている多くの子どもたちが、鬼を全く見ないで逃げている。これは実にもったいないこと。
鬼を見ないと、羽崎さんが紹介してくれる必勝法もつかうことができない。
鬼が右利きなら左回りに逃げる
東京工業大学の丸山剛生先生によると、右手を動かすとき、右方向は120度まで回るが、左方向は45度までしか回らない。
鬼が右利きのときには、左回りに逃げると右手でタッチされにくくなる。
鬼が左の手でもタッチする場合は使えなそうにも思うけど、鬼ごっこのときに、右手でタッチするのか左手でタッチするのか、あるいはどちらでもタッチしてくるのかをまず観察。
右手しか使わないなら左周りに逃げ、左手しか使わないなら右回りに逃げると捕まりにくくなる。
鬼が正面から来たら、腕2本分くらいの位置でフェイント
鬼が正面から来たら、サッカーのようにフェイントをかけて逃げる。
そのタイミングは、腕2本分くらいの距離になったとき。
見せかけの動作により鬼が一歩踏み出した瞬間に逆の方向に動けば、鬼の体重は片足に乗っているのですぐには方向転換できずに止まる。
このフェイントがもっとも威力を発揮するのが、だいたい腕2本分の距離のとき。
明日から、すぐに実践できそうというか、鬼ごっこをちょっとやってみたくなる。